谷 好通コラム

2001年12月28日(金曜日)

317話 魅力ある女性達

昨日は、実に魅力ある女性たちに会った

 

まずSIMIZU嬢
デザイナーであり、プランナー、そしてデザイン学校の先生
名古屋総合デザイン学園?とか何とか、名前を聞いたが憶えられなかった
とにかく、そんな名前の学校の先生

 

今、私たちの新しい「会社・事業紹介」のパンフレットを作ってくれている
1年ほど前まで使っていた「美的収益」も、彼女が作ってくれた

 

この会社、最初はキーパーというコーティング剤を商品として
その販売を主たる活動としていたが
あれから数年、洗車に関わる事について、ありとあらゆる事を手掛けてしまい
ものすごく幅広い活動になってきている

 

「アイ・タックって何をしている会社なのですか?」
と聞かれた時、説明に大変困る
色々やっているので、短い言葉では説明できない
多分、こんな業態の会社は、日本国中でも1社だけであろう
だからというわけではないが、パンフレットを作り直そうと思った

 

このSIMIZU嬢
めちゃ明るい
彼女の仕事の質の高さを知らなければ、すごく「ヘンなおばさん」
しかし、彼女はスゴイのだ
いつも「本質」に迫った仕事をしようとする、あるいは、したがる
だから
仕事の打ち合わせの話が長い
話があちらこちらに脱線して、ほとんど雑談状態になる
彼女に言わせると
この雑談の中からこそ、その会社の本質が解るのだそうだ

 

洞察力のある怖い人と思われるかもしれないが
とんでもない
彼女がいれば、いつも笑いがある
実に幅広い話題を持っていて、楽しい

 

歳は知らない、聞かないし、聞けないし、どっちでもいい
若くはないが
まるで少女のような心を感じさせるところもある
「美的収益」もそうだったが
鋭い感性を持ち
相手の長所を巧みに引き出す

 

一流のプランナーであり、デザイナーである
この人は
私の会社を「ヘンな会社」と褒めてくれる
「ヘンな人」に「ヘンな会社」と言われれる、ということは
この会社が、まともな会社であることの立派な証拠なのだ

 

実はこの人は、私とへな?にたぶらかされて、MINEサーキットまで行った
「サーキットライセンスを取って、一緒にレースを走ろう」
彼女は、イヤダイヤダと言いながらも、ライセンスを取った
でも、サーキット走行は想像以上だったようで
「絶対にもう走らない」と、くじけている、が

 

まっ、その内時間が経てば何とかなるさ、と、私達へな??は思っている

 

「美的収益」第2段は、2月には出来る予定です。乞うご期待!

 

 

その夜、当社の研究室のスタッフと、超久しぶりに名古屋駅の繁華街に食事に出た
行ったのは「当り屋」さんという女性お二人がやっているお店
納屋橋をほんの少し南に行ったところにある

 

法子(ノリコさんと呼ぶ)と、さだ子(漢字は知らない)さん
法子さんは、そろそろ80歳を越す頃
貞子さんは、随分年下のはずである
もう数十年も続いている小料理屋で、カウンター席に8人ぐらい座って満席
とてもちっぽけなお店だが、いつも繁盛している
行く前に必ず電話を入れておかないと、入らせてもらえない

 

メニューは
まず口取り、昨日は手作りのひじき(絶品です)と、ナマコの酢の物・大根おろしがけ
そのあと、赤貝(自分で開ける)と、サヨリと、ナンカの刺身
カレイの煮魚、食べたあと汁にして飲む
その間に紀州のでかい梅干をかじる(美味くていくつでも食べられる)
カリッとした牡蠣フライ
これでもう満足
焼酎の湯割りを飲みながら、たっぷり2時間ほどかけて食べる
私はこの店が大好きで、誰を連れて行っても気に入ってくれる

 

しかし、私は外に飲みに出ることがほとんどない
「当たり屋」さんにも、今年まだ2度目

 

法子さんと、さだ子さんの関係が微妙で面白い
決して仲が悪い訳ではないが
二人とも、相手のやることにボソッと、けちをつける
でも喧嘩になってしまう訳でもない
その呼吸が実に微妙で、面白いのだ

 

お二人とも、お客さんとの会話を大事にしている
よく話しかけてくれて、飽きさせない
お二人は、接客業、いや、むしろ水商売を立派にやっている
80歳を越して、立派に女をやっている
ホレボレするくらいに

 

私のオフクロより歳がうんと上のおばあちゃん(失礼!)二人が
全部手作りで作った料理は
最高のご馳走である

 

 

法子さんは焼酎の湯割りを、さだ子さんはビールを、仕事をしながら、飲む!
このお二人には、私ごときは完敗である

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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