谷 好通コラム

2022年06月19日(日曜日)

06.19.日本電産の永守重信会長がCEOに復活したそうだ。

小型精密モーターで世界の80%のシェアを誇る

電子部品メーカー日本電産を、

一代で巨大企業したカリスマ創業者永守重信氏は、

「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」で、

買収した五十数社をほぼすべて一年以内に黒字化して

時価総額4兆円にまで育て上げたスーパーマンです。

しかしこれは、ここ1年で約半分に株価が下がった時価での約4兆円であり、

これを不満として、

一旦は譲ったCEO(経営最高責任者)に、

永守重信氏は、一年足らずで復活したのだそうです。

 

株価は確かに一年で半分にまで下がっているが、

それでも収益的には過去最高益を記録していて

PERも30倍近くもあって将来性を大きく期待されたままだが、

永守会長は、それでも全く不満なようで、

将来の売り上げ計画を今の約5倍の10兆円に設定して、

自らの手で、まだこの会社を大飛躍させるつもりのようだ。

 

このことはYahoo! NEWSに載っていて好意的な書き方だったが

Yahoo!ファイナンスの掲示板を見ると、

株主の皆さんは必ずしも好意的ばかりでもなく、

中には「老害」の単語も何回か使われていた。

株式マーケットも、この事を必ずしも好感していないのか

株価は昨日の時点で年初来最安値をまた更新している。

 

ソフトバンクの孫さんも、

ユニクロの柳井さんも、スズキの鈴木修さんも、

一旦トップから身を引いたのに、後任の仕事ぶりと結果に業を煮やして、

再びトップの立場に返り咲き、

その後は、中々承継が進んでいないようです。

 

いずれにしてもこれらの会社は

日本を代表するように超巨大企業の事なので、

私達の会社などの事とは比べようもないのですが、

 

私だったら、絶対に嫌です。

もう一度、前面に出る社長職に戻ることは、絶対にあり得ません。

今の体制で、以前よりもはるかに機動力も出ていて、

企画力も増したので、

今のままで行く方が絶対に良いし、

私の今の体力では、今の労働量がちょうど合っています。

この年になって5年前のような仕事漬け生活に戻る事は自殺行為です。

いや、自殺行為にはならなくても、本当に、ぜったい嫌です。

 

永野さんや柳井さん達は、

桁違いに頭脳が優れていて、

事業意欲・達成意欲などが、精神力も並外れて強いのでしょう。

もちろん体力にしても、

自制した日常生活に(強い意志で)コントロールされていて万全なのでしょう。

 

それに比べて

私なんざ、

夕方近くになると、もうピールが飲みたくなって、

若い子を捕まえてすぐ安酒屋に飲みに行ってしまいます。

せっかく健康になったのに、

病院の先生の言うような健康優良児のような生活がどうしても出来ません。

きっと、私の志なんざ、その程度なのでしょう。

 

いずれにしても、

日本電産の永野会長のCEO復帰のニュースを見て、

「俺は、絶対やらんな。絶対」と、つぶやいた私でした。

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2022年7月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.