谷 好通コラム

2018年06月09日(土曜日)

6.09.あくまでも自分だけが正しい4人の営業マン

4人の営業マンとは、今までお付き合いした業者さんの営業の方であり、
残念ながら、この4人の営業の方が所属している会社とは、
二度と取引きをすることを禁じている先です。

 

一人は当社の事務所の者に取り入って、
事務所には権限がなく、
かつ不必要な営業所の49万円カラーコピーを売り込もうとした会社。
注文の直前で発見してバカげた無駄は未然に防げたが、
その権限外の事務所の者は、その後、自主退社して、
その業者はあれから二度と表れない。

 

残りの三社の三人は共通したところがあって、
その営業マンを窓口にしてある物を買ったのだが、
こちらの望んだ物とは違う物が来て、
驚いて、こちらの言い方が悪かったかと懸命にリカバリーしようとするが、
「私の聞き方が悪かった。」とか、
「目線の合わせ方が悪かった。私が悪かった。」とか、
あくまでも自分が悪かったと口では言いつつ、
こちらが本当に欲しい物がなんであるかは理解しようとせず、
その間違った物を、
こちらが注文した物という前提での立ち位置はあくまでも譲らず、
期限の約束も、平気で破り、
明らかな違反も「手直しをします。」の一点張り、
あくまでも平身低頭でありながら、自分の間違いを一切譲らず、
言葉では自分が悪かったと謝りながら、
のらりくらりと、その物について自分の間違いを認めようとしない。
あくまでも正しいのは自分だけだ。

 

こちらが根負けして、
払うべき代金は先に払って、
改めて話をつけようとすると、
するっと逃げてしまい、もう現れない。

 

自分が損をしなければ、
相手にどんなに迷惑を掛けようと、
不満が残ろうと、知ったことではない。
会社の信用が無くなっても、迷惑がかかっても
取れるものが取れれば、その先の事は、どうせもう無いのだから、
とっとと逃げ出すだけ。

 

そういう営業マンの三社、三人と会ったことがある。
会社の見えない所で致命的な危機が作り出されている瞬間だ。
当然こちらとしてはその会社とは二度と取引をすることを禁じている。

 

しかし、その会社から見れば、
こちらからの抗議はその営業マンが全部受けてしまい、
経営者には決して届かず、
「代金の回収」も出来ていて焦げ付きも出さず、
ただ、それ以降の注文が来ないだけ。なので、
その危機は見えないし、気が着くこともない。
自分だけが正しい
そんな営業マンを持つ会社の恐ろしい落とし穴だ。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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