谷 好通コラム

2025年03月23日(日曜日)

03.23.今年の春は一挙に来たからなのか、今、年末並みに忙しい。

今月の中頃、

予算に大幅に後れを取っていた店舗に、
「だいじょうぶか?」と聞いたら、
「ぜんぜん大丈夫っすよ」と、平然と言う。
そいつは、ふだん地味な奴で、
強がりなんかを言うタイプの奴じゃないのに、
そう言うので、後半に相当予約を抱えているからなのかと思っていたら、
本当にまるで年末並みの数字を送ってくるので、
本当にすごいなっと思っています。

それが、ほとんどどの店もそうだから驚きです。

 

しかし、”春”とは以前からこんなにドカンという感じで来ていましたかね。
去年は桜が早く満開になって、入学式の頃は散り始めてしまい、
残念でしたが、今年はちょうどいい時期に満開になりそうです。
地球規模での気候変動が進んでいる今、
単にジワッと暑くなるのではなく、
ガタガタと乱れながら進んで行くようです。

 

今日は久しぶり映画を見てきました。
「35年目のラブレター」という鶴瓶と原田知世が夫婦役で、
真面目な映画でした。
「読み書きができない」事が一つのテーマで、
普通に初等教育を受けていれば、読み書きが出来るのは当たり前のことで、
出来ないことの方が、変であり、劣っている事のように思えるのだが、
多くの人が当たり前に受けている教育・経験を受けてなければ、
出来ないのが当たり前であり、何ら劣っている事には当たらない。
そして、読み書きを大人になってから学ぶことの困難さもある。
それがすでに出来る者からすれば、簡単な事のように思えても、
それなしで大人になってしまった者からすると、
それは、想像を超えた困難さなのだろう。

 

違うかもしれないが、
小学生でも自由自在に操作していているスマホでも、
たとえば私のように60才を過ぎてから、さわり始めた者にしてみると、
その操作は訳が分からない事だらけで、とても困難な代物です。
そんなことに似ているのかなぁとも思いながら見ました。
この映画は、
素敵な場面と言葉がいっぱい出てきて、
人を信じたくなる映画でした。

 

みんなが、年末並みの大忙しの中、
自分は映画を見ている事に後ろめたさを感じなくなっている事は、
自分の体力が明らかに落ちてきていて、
無理してでも、皆と一緒に出来る事が何も無くなっているからでしょうか。
皆が送ってくる凄い店舗報告を見て、ひとり興奮しています。

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2025年3月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.