2025年03月27日(木曜日)
03.27. 何を言いたいかではなく、相手に何が、いかに、どう伝わるか。
今日はKeePer TIMES 4月号の一校ミーティングが開かれました。
約10日前に編集会議が開かれ、
今度のKeePer TIMESに何を載せるのかが大まかに決まり、
その記事の担当者が約一週間で原稿を書いて、
あるいは取材をして、さらに載せる写真が集められて、
それを集めて、坪井さんが第一校を造ります。
それを一校ミーティングで議論して、大抵の場合、大幅に変更します。
それをもとにして第二校が造られ、これが完成形に近い形になって、
小修整が第三校になり、更に最終稿になって、
印刷校にまで修正を受けて、印刷する直前まで微調整もあり、やっと印刷です。
この工程を毎月、毎月、繰り返して22年以上、
今度の4月号で265号になります。
どの号も手抜きなど無し、同じだけの手間と労力をかけ、皆さんの協力も得て、
265号を今、制作しているのです。
制作物の仕事は、これはほんの一部、
たぶん3%ぐらいで、
もっと膨大なデザインと制作物を激しい勢いで作り上げています。
その一つ一つが、
「こちらが相手に何を言いたいか、伝えたいかではなく、
お客様、あるいは相手に、何が、いかに、どう伝わるのか。」を
いちいちこだわりながら、一つずつ丁寧に、妥協なく造り上げます。
KeePerのブランディングは、
実はこんな地道な積み上げの成果だと思います。
宣伝広告は、
お金さえ払えば、いくらでも売り込まれる広告に乗っかれば出来ますが、
KeePerのような圧倒的なブランディングは出来ません。
これは、もちろん、全国のKeePer PRO SHOPの無数の看板や、
皆さんの絶え間ない接客での応対、ご案内があってのことですが、
それに使われるツールの製作や、看板のデザインなどが活用されています。
肝心なのは、
「こちらが相手に何を言いたいか、伝えたいかではなく、
お客様、あるいは相手に、何が、いかに、どう伝わるのか。」
今日、会社に出回った制作物のほんの一部。
実際はこの何倍もの数のデザインや、制作物が送られています。