谷 好通コラム

2025年11月19日(水曜日)

11.19-2.「DIAⅡKeePer」のパンフレットが出来上がりました。

KeePer PRO SHOP事務局の磯村さんが、

「DIA Ⅱ KeePer」説明会の申し込みの人数がものすごい。と言っていました。

この説明会への参加は、申し込み無しで来ていただいても問題ない。

と案内に書いてあったのですが真面目な方が多く、

キチンと申し込みをいただいているようです。

 

「DIA Ⅱ KeePer」は、

先に見た人からの「すごいぞ」との前評判が広まって、

先行販売が進んでいるKeePer LABOでも、お客様の評判は予想以上です。

 

説明会でも配られてる「DIAⅡキーパー・チラシ」に続いて、

パンフレットが完成間近で、

全LABO店と全営業にデータで送られて、

感想と「修正すべき点」の指摘をもらっている最中です。

皆さんもご覧になって、

気が付いた箇所があったら、ご指摘ください。

必要なご指摘は印刷前によく検討して、実際に反映します。

 

表紙

内側、3ページ全体

中ページ、左面、

中、真ん中面。

中、右面。

外二面

裏面

パンフレットを見るイメージ

 

 

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2025年11月19日(水曜日)

11.19. 成長の為の先行投資、特に人にかける投資がどう出来るのか

今回、ソフト99株を、

KeePer技研のある株主さんから購入した事をきっかけに、

意図していなかつた特別利益が入ってくることになった。

それも、前期・通期の営業利益に匹敵する大金で、

これを有効に使わなくてはならないのですが、

税法上これがどういう意味を持っていて、

どう使う事によってどんな税効果があって、税法上の問題が出るのか、

はたまた営業成績としてどう反映されるのか

一度きちんと学習しなければいけないとして、

まず税効果について、

監査法人や税理士さんに、腰を据えてレクチャーを受けることにしました。

その上で、

株主還元の方策は、

当然実行すべきとした上で

事業の成長を見据えた先行投資、特に人にかける投資がどう出来るのか、

当社の社外役員などを交え、

さらに識人を交えながら練り上げたいと思います。

 

放っておけば、営業利益には反映せずとも、

特別利益にも営業利益にかかる税金と同じ率で課税された上で、

最終利益には大きく影響します。

しかし、せっかく一時的とはいえ不意の利益を得たのですから、

株主還元も当然ですが、

長期的な会社の成長につながるような大きな投資をすると、

その費用は、固定的投資を除いて、

節税効果は出ても

まともに、その年の営業利益にマイナスの影響を与え、

最終利益は大きくプラスで確保されても、

PLの途中の項目「営業利益」としては、減益となってしまいます。

見え方だけの問題と言ってしまえばそれだけのことなのですが、

それをどう考えるべきなのか、

あるいはどうすべきなのか、

会計と株式市場に詳しい方にも相談に乗ってもらわないと

せっかくの天から降ってきたような大きな利益を活かすことになりません。

 

大変難しい宿題を背負ったような思いです。

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2025年11月18日(火曜日)

11.18.あっという間に冬になった様です。「DIAⅡKeePer」の出番。

ついこの間まで、

猛暑の続きのような気温だったのに、

涼しくなったなぁと思った間もなく、寒いと思うようになってきました。

北国では雪が本格的に降り始め

スタンドなどでは冬タイヤへのハメ替え作業が大忙しだそうです。

KeePer LABOではタイヤ交換はやっていませんが、

ここから年末にかけて、冬支度としてコーティングの需要が高まってきます。

 

特に今年は、強力な新サービス「DIAⅡKeePer」がデビューして、

11月25日から20日間に

1,200grp(視聴者全員が平均12回見る)の高い濃度で、

全国にTVCMが放映されます。

※(しかし残念ながら、全国一律ではスポット枠を獲得できず、

北海道、宮城などでは12月ではなく来春・4月ぐらいにCM投下します。)

3年前にフレッシュキーパーのデビューと同時のTVCM投下が

ものすごく効果的だったので、

今回の「DIAⅡKeePer」とTVCMも、相当な需要が見込まれるので、

ここから年末にかけてのラッシュが楽しみです。

 

それまでには「DIAⅡKeePer」をしっかり施工が出来るようになって、

沢山来られるであろう「DIAⅡKeePer」を求めるお客様に応えられるよう

「DIAⅡKeePer」の勉強会に、沢山の皆さんが押し寄せて来ています。

 

「DIAⅡKeePer」を施工する為のケミカル「Dia(Ⅱ)Resin」は、

既に発送開始されているので、情報が速く気の早いお客の施工が始まっています。

ポスター、チラシは既に印刷に入って、来週からは発送できるようになり、

 

女性感覚を大切にしたB5・8ページパンフレットは、もうすぐ印刷に入れます。

 

横断幕は最終デザインが終わり制作に入りますが、

選手権が始まる12月1日迄には全量は出来そうにないので、少し遅れます。

 

「DIAⅡKeePer」が入ったメニューは、これからデザインします。

これでも、半端ないスピードで造られていますが、

なかなかすべてが揃うのは大変です。

 

しかし、

今の時代の中心であるWebでの「DIAⅡKeePer」紹介のバナーや、

ランディングページは今日の段階で出来上がり、装備するばかりになっています。

 

少なくともTVCMの放映料は、

11月と12月の「DIAⅡKeePer」の大施工での増収分で、

必ずまかなって見せる勢いで、ますます気合が入ってきます。

 

さぁ、冬本番。  「DIAⅡKeePer」の出番です。

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2025年11月17日(月曜日)

11.17. 自分としては、なす術もない事で、座して見るしかない。

 

昔、と言っても10年以上ではあるが20年以上前ではない。

私がまだ「ゴルフGTIカップ」という

フォルクスワーゲン・ゴルフGTIで走る草レースで走っていた頃の事。

たぶん、仙台SUGOサーキットでのレースで、

ゴール後、コントロールタワーのレース審査員に呼び出された。

 

一緒に走っていたライバル選手から、

「追い越し禁止のスタート直前の隊列走行中に、

一つ順位が上で斜め前を行く私がブレーキをチョン踏みして、

斜め後ろの自分の車が、

ほんのちょっと私より前に出でしまいペナルティを受けた。

あれは自分をわざと前に出させる為に、

私がわざとブレーキをチョン踏みしたのだ」と、

レース後、審査員に抗議したらしい。

(ややこしい話で解りにくいですね。ここは解らなくて大丈夫です。)

私がコントロールタワーを上って、審査員がいる部屋に入ると、

そこには審査員と、私を訴えたライバルがいて、

審査員が、

私がなぜ呼び出しを受けたのか訳を話した。

「君は何故、スタート前の隊列走行中にブレーキをチョン踏みしたのですか。」

私は、

「私の斜め前の車に追いついてしまったので、

抜かさない為に、ブレーキをチョンと踏みました。」

審査員は

「では、君は自分を守る為にブレーキを踏んだのですね。じゃ、いいです。」

と、その場で無罪放免になって、私への訴えはその場で退けられました。

 

私はこの時の審査員が言った

「自分を守る為ならば仕方ありません。OKです。」の言葉が印象的だった。

私は自分がペナルティを受けない為とは言え、

自分の斜め後ろにいた車にペナルティを受けさせてしまった。

普段の言葉で言えば

「いやー、悪いことしちゃったなぁ」

「わるい、わるい。」というところだ。

しかし、これをルールという物差しで言うと

「おとがめなし。」「無罪」であり、何も言うところではない。

 

もっと言えば、

結果としてペナルティを受けたその人は、

前を行く私が、その前の車を抜かさない為にチョンとブレーキを踏んでも、

私を抜かさないような間を取って、

スタートを前にした隊列走行をすべきだった。

 

自分としては何も悪気があった訳ではないのに、

自分がした事に対して、

相手が過剰に反応してしまった事によって、

相手が、結果的に、

自滅してしまった。

 

自分としては、

なす術もない事で、座して見るしかない。

なす術もなく見るしかない。

 

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2025年11月16日(日曜日)

11.16.熟練は慣れに通じ、時に「ダレ・命取り」に陥る事がある。

「熟練」は「慣れ」に通じ、

「慣れ」は、時に「ダレ」となって、「命取り」になる事がある。

 

 

掲示板にこんな投稿をいただいた。

その一部、

「設備の増強、増店、技術者の増員もさせてからの新サービス発売。

極め付けは、年末の需要期に向けてかなり大がかりな販売促進。

あとは、技術者のレベルが上がっていれば、もう一段階上にいきそう。

※ここがダメだったら、逆にネガティブが一気に世の中に広がる。

見ものだわ。」

 

先日、KeePerの有力ユーザーであるエザキ株式会社が、

KeePer技術社内コンテストを行いました。

 

これは、KeePer技研㈱主宰の技術コンテストが、

KeePerの施工技術の底上げが主目的であった事と一致しています。

華やかなのは「県チャンピオン戦」であり「全日本チャンピオン決定戦」。

最終的には全日本チャンピオンが、全出場選手が目指す大切な目標です。

しかし、大会開催の主目的は

全国で約5,000名が出場し176回以上開催された「予選」にあった。

この「予選」は、

これに出場して157点以上を取った人が、

県チャンピオン戦に出場する資格を得る事が目的となっているが、

予選の本当の意義は、

予選に出場して、

  1. 自らの技術レベルを知って、もっと上手くならねばと思ってもらうこと。
  2. 自分より上手い人の施工を見て、学ぶこと。
  3. 間違った施工があれば、採点者がその場で指摘して修正すること。
  4. 新しい施工技術をまなぶこと。

など、広く施工者のレベルアップにつなげることが「予選」の目的であり、

このKeePer技術コンテスト自体の、最も大きな目的の1つです。

 

だから、このエザキ㈱の技術コンテストも、

ベテラン技術者と入社してまだ数か月の人も混じって競技をします。

上手い人に混じって、まだ施工が下手な人も混じって競技する事になる。

だから、

私は、前回のコンテスト後での講評で、

(私はこのところ県大会以上の競技会にしか出たことが無かったので、)

「久しぶりに下手な施工を見ました。」と失礼な事を言いました。

しかし、エザキ㈱さんの凄い所はそれを逆にエネルギーにして、

上手い人をたくさん造って、着実に実績を上げている。

だから、今回のコンテストも、

上手い人とまだ下手な人が混じっていたが、

沢山の施工が行われた事が良く分かる「上手い人」が、

すごく増えていて、全体のレベルが明らかに上がっています。

そこで、

今年も競技が終わって、最後の私の講評ではこんな事を言わせてもらいました。

「今年も、まだ施工を始めて間もない人もいましたが、

多くの施工を経験している上手い人が、ますます上手くなっていて、

そんな人がすごく増えている事を確認しました。その上であえて申し上げます。

 

仕事に熟練して上手くなってくると、

施工に「慣れ」て来て、

慣れると緊張感が無くなることがあって

それが「ダレ」につながって、

緊張感のないダレた仕事になることがあります。

すると、そのダレた仕事を見たお客様はその店に対して不信感を持って、

この店にはもう来るのはヤメようと、容易になってしまいます。

技術がまだ、未熟だった時は、

それでも、一生懸命さが出ていて許してもらえる場合もありますが、

仕事をする態度がダレていたり、

スタッフ同士の私語が多かったりすると、お客様は許してくれません。

 

イイ仕事が出来るはずのスタッフが、

ダレて、いい加減な仕事しかしないようで、

かえって不信を呼び、致命傷になります。

特に、それまでお客様が信頼を置いていたスタッフが、

ダレたいい加減な仕事をしていると、

お客様の不信は、かえって大きくなります。

技術が上がって上手くなって、返って、お客様を失う危険が生まれます。

 

今日のコンテスト、皆さんにとっては大切な時間ですが、

審査をする私たちKeePer技研㈱のスタッフにとっては、

たくさんやっているコンテストの中に一回です。

私には、懸命に競技をやっている皆さんに比べて、

私達のスタッフの緊張感のない姿勢が気になって仕方なかった。

熟練→慣れ→ダレ→印象の悪い・いい加減な仕事→お客様からの不信

これと同じことです。

皆さんの技術が確実に上がっている事を確認した以上に、

私達こそ、謙虚さが欠けて来ていると感じた事に危機感を持った会でした。」

 

 

技術を信頼してリピートしていたお客様が、

ダレた態度や、緊張感のないいい加減な施工や態度をされると、

「もう、この店には来ない。」と思うのは、当たり前です。

 

先の投稿にあったように、

KeePer技研㈱は、快洗隊に始まったKeePer LABOが、

どんな設備が有効なのか、試行錯誤しながら造ってきた初期の旧式の設備を、

一定の行き着いた設備に更新する時期があって、

次に、店舗数をもっぱら増やす時期があり、

猛暑に備える意味もあって、急激に人員を増やし、

今後のKeePerの決め手とも言える「DIA Ⅱ」をデビューさせ、

年末にかけて、かなり大掛かりなプロモーション活動を仕掛けます。

正に勝負所でしょう。

ここで、お客様の期待に応える技術力を発揮できれば成功も大きいでしょうが、

反対に、ダレたいい加減な技術で、お客様にガッカリさせたら、

その反動は大きく、KeePerにとって大きな痛手になる可能性だってあります。

 

「技術者のレベルが上がっていれば、もう一段階上にいきそう。

※ここがダメだったら、逆にネガティブが一気に世の中に広がる。」

 

半端ない危機感を持って、本気で年末に向かって行きたいと思います。

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    代表取締役会長兼CEO

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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