谷 好通コラム

2025年11月15日(土曜日)

11.15. 過去最大の熊被害、深刻さ増す。【Webのニュースより】

【Webのニュースより】

 

クマ出没は上半期で2万件、過去5年間で最多 「過去最悪」の被害

2025年11月6日 17時07分

相次ぐクマによる被害を受け、国の関係省庁は6日、対策連絡会議を開いた。最新の被害状況が共有され、年度上半期(4~9月)の出没件数は2万792件(速報値)で、過去5年間で最多となるなど、深刻な状況が改めて浮き彫りになった。死者は13人で、すでに過去最悪となっている。

 

出没件数は、上半期だけですでに2024年度の1年分(2万513件)を超えた。「異常出没」とされた23年度のペースも上回っており、環境省によると、過去5年間で最多だという。

出没が最も多い県は、岩手の4499件で、秋田(4005件)、青森(1835件)、山形(1291件)が続いた。北海道は出没件数を公表していない。近畿や中国では、例年と同様の傾向だった。

23、24年度と比べて、7月以降に起きた人身事故のうち、人の生活圏で起きた割合が高い傾向が明らかになった。7割以上が市街地や人家の周辺などで発生していたという。

 

 

【同じく他のWebでのニュースより】

 

2025年度の熊に関する状況は、以下のような重要なポイントがあります。

 

出没件数: 環境省によると、

2025年度上半期(4月から9月)の全国の熊の出没件数は、

速報値で2万792件に達し、これは過去最悪のペースです。

同期間中に捕獲された熊の数は6063頭で、

これは06年度以降で最多の数です。

特に、6063頭のうち5983頭は駆除されています。

 

 

他のWebニュースを集めてみると

 

テレビ朝日 +1  死亡事故の増加

2025年には、熊による死亡事故が11件発生しており、これは過去の最悪記録を上回る数字です。特に、山菜採りや農作業中に襲われるケースが多く、注意が必要です。

 

ngt-webgis.jp +1

熊の生息数と人間との接触 熊の生息数が増加していることが、被害の増加に大きく寄与しています。環境省の調査によると、熊の生息域が人間の生活圏に広がり、警戒心が薄れた結果、住宅街にも出没するようになっています。

 

TBSテレビ +1 安全対策

このような状況を受けて、地域の自治体では熊出没警報が発令されており、住民に対して注意喚起が行われています。特に、早朝や夕方は熊との遭遇リスクが高まるため、外出時には十分な注意が必要です。

 

日刊ゲンダイDIGITAL +1

このように、2025年の熊被害は非常に深刻な状況にあり、今後の対策が求められています。

 

出没件数: 環境省によると、

2025年度上半期(4月から9月)の全国の熊の出没件数は、

速報値で2万792件に達し、これは過去最悪のペースです。

同期間中に捕獲された熊の数は6063頭で、

これは06年度以降で最多の数です。

特に、6063頭のうち5983頭は駆除されています。

 

別の少し前の資料で、

最新の調査結果によると、現在日本に生息するツキノワ熊の数は約10,000頭以上、ヒグマの数は約1,000頭とされています。これらの数値は地域ごとの調査結果に基づいて推定されています。生息地の減少や人間との接触増加が懸念される中、熊の保護活動や生息地の確保が重要な課題となっています。

 

 

北海道では、山の木の実が豊作だそうです。

だからヒグマは無事でしょう。

しかし、本州のツキノワグマは山の木の実が大凶作だったので、

母子熊も飢えて人の里に出てきてしまい、

人間を13人も殺したので、人は熊を約6,000頭殺しました。

日本に約10,000頭余存在していた犯行一族のツキノワグマを、

半年で、もう約6,000頭殺したそうです。

何百万年?も続いたツキノワグマの生態が、

半年で、半分以上も消滅したので、

このペースで駆除し続けると、これからあと数か月、数年で絶滅するのでしょうか。

 

本当に私達には、それ以外に方法は、無いのでしょうか。

 

 

子ミミが障子に映ったスズメの影を狙っています。

 

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2025年11月14日(金曜日)

11.14. KeePer技研㈱が翻意して応募したTOBが成立しました。

 

今年の3月、KeePer技研㈱の株主でもある投資家とのIRの終わりがけ

「ソフト99の株を12.8%持っていて、今、売ろうとしているのです。

KeePerはソフト99との資本提携で、シナジー効果があるなら買いませんか。」

と、話しかけられ、ソフト99はその時の現状でPBRが0.5しかなく、

この話が、変な所に行ったらそれは本当にまずいなと思って、

独断で、買うことにしました。

 

そう、最初は私の勝手な独断です。

しかし、良かれと思って買ったS99株は、

S99の経営陣には誤解を生んだようで、

結局、ソフト99はMBOをすると言われたので、

さすがにガッカリしまし。しかし、

それがご本人の選択ならば、私がとやかく言うまでもないと同意しました。

それが8月6日で、株式の取得からわずか半年後です。

そこから約2週間後、

「横やりが入りそうなので、それを止めさせたいので・・・・・」と

おっしゃったのですが、

それが本当に対抗TOBの形で出て来て、

それもずいぶん高い価格で。

そこから話が、私にとっては混沌としてしまったのです。

私個人としては、どんな形であろうと、

いかに損する事になったとしても、一度した約束は文句なく守るのが信条です。

 

しかし、ソフト99の株を買ったのは、

はじめの動機は私個人だったとしても、

事実として買ったのは、KeePer技研㈱という会社です。

それをどうするのかは、私個人が決められるものではありません。

 

それを思い知ったのは、

株主総会で、

私はインフルエンザに罹っていたので、

会場の隣の部屋からリモートでの参加でしたが、

株主の皆さんのおっしゃることはよく分かりました。

 

いわく

「S99社株というKeePer技研の大切な資産を、

理由無く安売りすべきでは無く、

株主利益の最大化のために

TOBに応募するという方向性で行くべきだ。」

 

 

私の判断で買った株式でも、

私はKeePer技研㈱の代表取締役谷好通として買ったものであり、

その所有は会社・KeePer技研㈱であり、

その株式をMBOに応募するのか、

TOBに応募するのかを決められるのは当然私個人ではありません。

私はKeePer技研㈱の代表取締役谷好通ではありますが、

KeePer技研㈱そのものではありません。

 

いわゆるオーナー会社というものは、

代表取締役と所有者(株主)が同一の会社(法人)で、

個人事業者と混同しがちですが、

法律的にも、税法上も明確に違った存在であって、

特に税法上では、法人には累進課税が無く、

法人は個人に比べて圧倒的に有利です。だから、

税法上での有利さを享受する為だけで、法人にしている会社が多いものです。

しかし、特に株式上場会社では、

個人と法人の区別がなく、法人の立場で節税した上で、

実質上、個人の蓄財の為にあるような会社が社会的な問題になっています。

しかし、あくまでも、それは他所の事であって、

この会社には関係ない事だと思っていました。

 

少なくともKeePer技研㈱は、

役員と社員のどの段階でも、会社と個人のケジメはきっちり着いていて、

公私混同のカケラもない会社だと自負してきました。

 

 

それでも、私は、

私個人としては、どんな形であろうと、

いかに損する事になったとしても、一度した約束は文句なく守るのが信条だ。

と言いつつも、

反面、私はKeePer技研㈱の代表取締役谷好通ではあるが、

KeePer技研㈱そのものではない。

だから、

「S99社株というKeePer技研の大切な資産を、

理由無く安売りすべきでは無く、

株主利益の最大化のために

TOBに応募するという方向性で行くべきだ。」の道理に、反する術はない。

そんな葛藤の間に

社外取締役は、MBO側に質問状を送ったりしつつ

私と何度かのディスカッションで、私は、納得するしかなく、

10月15日に、翻意してTOB側に応募したのです。

 

しかしこのことで、逆に、

MBOにもTOBにも応募出来なくなる可能性もゼロでない。

それをも議論した上で、

「株主利益の最大化のために

TOBに応募するという方向性で行くべきだ。」の道理を通すことにした。

その結果、

昨日、目的としたTOBが無事に成立して、

今日は一日普通に仕事をして、帰ってから静かにこれを書いています。

これが道理が通ったという事か、単に運が良かったのか分かりませんが。

 

日経ビジネスの記事より

 

横で、袋に入って楽チンしているリンダがこっちを見ています。

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2025年11月13日(木曜日)

11.13.  11/25~12/15 1200GRP、DIA ⅡTVスポットCMを投入。

「DIAKeePer」の新発売の告知と、

1年間の最繁忙期である年末の販売促進を兼ねて

11月25日~12月15日までに全国で1,200GRP規模のTVCMを投入します。

———————————————————————————-

**GRP(Gross Rating Point)とは、テレビCMなどの広告における視聴率を合計した指標です。**具体的には、一定期間内に広告が届けられた視聴者数の合計を示し、広告キャンペーンの効果を測定するために使用されます。GRPは、視聴率と頻度を掛け合わせた値で、広告のリーチ(到達)とフリークエンシー(接触回数)を数値化する重要なデータです。(テレビ朝日の資料より)

———————————————————————————-

今、地上波のテレビ番組の視聴率がだんだん落ちて来ていて、

スマホでTV番組を好きな時に見られる時代なので、

1,200GRPと言ってもピンときませんが、

相当な回数、かなりの頻度でこのTVCMを見る事になります。

3年前もフレッシュキーパーを発売した時も、

全国で1000GRP分のCMを流して、

多くのPRO SHOPさんから、

お客様からの問い合わせが多かったと喜んでいただけました。

 

今回のDIA ⅡのCMは、

非常に評判の良かったフレッシュキーパーの15秒CMを改造したもので、

ストーリーを変えたのと同時に、ナレーターとセリフを変えて、

結構、新鮮なイメージに仕上がっています。

 

ただ、全国のスポット枠を手配したので、

北海道と宮城県でスポット枠がほとんど確保できなかったので、

この2つの地域だけは、

雪国の繁忙期である”春”(4月)に1200GRP分のスポットを流します。

 

詳しくは改めて、正式な開示を出す予定です。

 

 

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2025年11月13日(木曜日)

11.13. LABO府中店と、新店LABO国分寺店。

 

東京に出てくる用があったので、

LABO府中店と、新店のLABO国分寺店に行ってきました。

 

まず KeePer LABO府中店。

この店舗はdocomoショップを改造して造った店で、

広い店舗をほとんどそのままコーティングブースとして使っている。

広さとしては十分で、処理能力の高いいい店舗なのだが、

一つ悩みがある。

そのコーティングブースが、

元々、室内の販売室として造られているので

床の勾配がまったく取られておらず「水はけ」がまったくダメであること。

 

だから今は、

床に、縦横に幅7cmぐらいの溝を切って

その上に水はけ構造になっている硬化樹脂製のタイルを、

びっしりと敷いていたのだが、

その樹脂タイルが、水を溜めているような効果を出していて、

洗車で出た汚れもたまり、それが臭くなってきているという。

さらに、

溜まっている水と汚れが

ちょうどいい温床になっているのか「小バエ」が発生して、

臭い匂いも相まって、お客様から苦情をいただいているという。

 

これは簡単な問題のように見えて、解決がなかなか難しい問題で、

コーティングブース内のコンクリート床を一度取り去って、

何とか勾配を確保しながら、新しい床に造り変えるしか解決方法はないだろう。

 

今は、その樹脂タイルを全体の2/3はがして、

匂いの素をきれいに掃除して使っていたが、

縦横に切った溝によくツマヅイテ、作業がやりにくくなっているという。

 

今すぐ工事を始めると、繁忙期である12月にかかってしまうので、

年が明けてから、根本的な解決の為の工事を行う事にする。

府中はマーケットも濃く、需要の大きな地域なので、

このような改善の為の工事は、決して遅らせられない優先事項です。

 

KeePer LABO府中店。

さいとうチーフ、うえまつ君、まつした君

タイン君。

 

 

つぎに行ったのがLABO国分寺店

LABO府中店から車で10分ぐらいの所にあって、

この2店は適度なドミナントを形成している。

 

コーティングブース4台分と、

TRXブース1台分(コーティングブース2台分としても使える。)。

洗車は常時2台、マックスでは4台同時に洗える。

ゲストルームも比較的ゆったりしていて、

典型的な小型LABOであり、使い勝手は良いと思う。

今後、関東や関西の大都市で密度濃く、広く展開していく典型的タイプだろう。

 

9月の上旬にオープンして、

フルに1か月間あった10月は、新規のお客様が53件あって標準的。

非常に目立たない場所にありながらも、

リピートのお客様を順調に積み上げて成長を果たせば、

3年目ぐらいには、年間7~8,000万円位の実績を目指せる店舗であろう。

地元への「初めまして」の活動を根気よく。

 

初めての新店で戸惑いつつも、

着実に地元に必要とされる存在になって行くでしょう。いい店です。

 

よししだ君、にしまきチーフ、みねしま君、おぎの君。

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2025年11月12日(水曜日)

11.12.札幌・積雪10cm。沖縄・台風。「行き当たりばったり」みたい。

 

季節の変わり目そのものが秋なのだから、

秋という季節が長く続く訳ではなく、

秋はあっという間に過ぎてしまうものだそうだ。

それにしても

.札幌では積雪10cmなのに、沖縄では台風が来るかもしれない。

そんな秋。

 

 

10月半ばを過ぎた頃から年末の準備を始めたが、

今年は隔年のジャパンモビリティショーがあった事もあって、

年末の準備は遅れ気味です。

 

12月に行われるKeePer選手権の為の、

ポスター、チラシなどは大丈夫ですが、

「横断幕」が、KeePer選手権スタートの12月1日には間に合わず、

11月25日から全国に1200GRP放映の

DIAⅡコマーシャル開始にも間に合いません。

 

KeePer技研㈱の成長に似て、

長い時間を見渡した計画性を持った成長ではなく、

いつも、次の事を、

みんなで目指してやっつけていくタイプです。

これをメチャクチャ「行き当たりばったり」だけど、

やるとなったら行動が速いので、これはこれで良かったのでしょう。

 

計画を前もって立てても、

経過は常に変わって行くので、

その計画そのものを随時変化させて行かねばならない。

ならば結局「行き当たりばったり」でいいんじゃん。となる訳だ。

しかし、

これが通用するのもある程度の規模までで、

従業員が1,300人を超し、

活動範囲が広がって仲間がたくさん出来てからは、

もう、「行き当たりばったり」ではいけない事は、

私達も十分に分かっているのですが、

身に染みている「行き当たりばったり」は、そう簡単には治りません。

今でも、相変わらずやっています。

 

11月号のKeePer TIMESは、

いつもの6ページから、8ページバージョンになります。

編集会議から、初校、二校、三校までは6ページバージョンだったのですが、

三校を話し合う中で、

結局、今号は8ページバージョンで発行する事に変更したのです。

これも「行き当たりばったり」の一つかもしれませんが、

この自在な対応力は、大したものです。

 

しかも、11月号は

8ページ+A4パンフレット挟み込で、計10ページ版です。

 

A4パンフ「脱フッ素高耐久ガラスコーティング LLsiG

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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