谷 好通コラム

2001年12月26日(水曜日)

316話 暇な時間もある

今は福岡空港のレストランの中
コーヒーと、サンドイッチと、もういっぱいコーヒーを頼んで
1時間半ほど時間をつぶしている
もちろん、色々な原稿を書きながらだが

 

ほとんどの場合は、仕事と移動の連続で時間が詰まっている
講習とかセミナーのように開始時間と終了時間が決まっている場合は
予定を詰めやすいのだが
大切な先との面談の場合は、どの程度の時間で話が終わるか
なかなか見当がつけられず
かなり時間に余裕を持って飛行機などの予約を取るので
今日のように、時間が余ってしまうこともあるのだ

 

今はパソコンがあるので、どこで、どんなに時間が余ってしまっても
仕事が出来るので便利になった
こんな時は、レストランか喫茶店の一番隅っこの席に座る
たいてい近くに“コンセント”があるから

 

今日も福岡空港内の飛行機が見えるレストラン
その一番奥の席に座った

 

“洗車”にとっても
暇な時間の有効利用は、大きな問題だ
当然のことながら、雨が降った日には洗車の仕事は激減する

 

洗車は人手を要する商売なので
予定を立てておいたローテーションの人間が余ってしまう
洗車の来店客数は、曜日にもかなり左右されるが
何といっても天気に一番影響される

 

私たちの直営快洗隊では、待機時給というものが設定してある
雨が降ったり、降りそうだったりして
客数が予定よりウンと少なかった場合には
アルバイトの子達には帰ってもらう
そして、ローテーションで予定されていた時間数だけ
待機時給として200円/hをつける
雨の多い梅雨どきは、待機時給が多くなって
アルバイトの子達は、苦しい事になってしまう
だから普段の時給が、どうしても高めになってしまっているようだ
なかなか難しい
気を抜いて待機の指示も出さずにいれば
ダレた時間ができることにもなる

 

それでもアルバイトの子達は、待機時給という手があるが
社員スタッフの場合はそういうわけにもいかない
だから、マネージャー達は
雨が降っても仕事がある程度確保できるようにと
予約を一生懸命取るようにしているようだ
そして、いつものようにポスティング

 

天気に大きく影響される商売は、本当に難しい
無駄な人件費が発生しやすいのと同時に
仕事もないのに、余分にスタッフが店の中にゴロゴロしていると
「店が腐ってしまう」

 

私はこの言葉をよく使う
「人が多過ぎると、店が腐る」
(近々、この事については、一度しっかりと書いて見たい)

 

洗車の商売、天気がずーット晴れだったらいいのになぁー
おっと、そうすると車が汚れないので、商売上がったりか
マネージャーの苦労がしのばれます

 

そろそろ時間が来た
それにしても、この福岡空港
年末に近く、学校が休みに入っている所もある筈なのに
混雑していない

 

飛行機も空席アリの便がほとんどである

 

 

世の不景気か
ナンカ解らんが、年末のドタバタでぶっ飛ばしましょう

 

世界で一番、全長が長い飛行機
ボーイング777
ジャンボとはまた違った迫力がある

 

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2001年12月26日(水曜日)

315話 タバコやめなきゃ

タバコをやめなきゃと、また思うようになったのですが

 

この一週間は、またよく飛行機に乗った
名古屋⇔札幌
名古屋⇔グァム
そして、今は福岡に向かっている飛行機の中
機内では例外なく禁煙
だが、乗っている間は、ほとんど吸いたいと思わない
タバコの事は、すっかり忘れている

 

しかし、飛行機を降りて
タバコを吸える場所が見つけると、猛烈に吸いたくなり
吸ってしまう
でも「あ~~うまいっ!」と思うのは、最初の一服だけで
あとは、大してうまいとも思わない、いつものタバコでしかない

 

だから、考えてみると
吸わないという事が“ツライ”という訳ではないのだ
タバコを吸わないと
ニコチンの禁断症状が出て、苦しいという訳ではないのだ

 

ドイツへの11時間以上の飛行でも、苦しくは無かった

 

私はニコチン0.1mg、タール1mgの「セーラム ピアニッシモ」という
ハッカタバコを吸っている
タバコの中では一番軽い部類のものだ
だから、若い子達が吸っている「マールボロ」「マイルドセブン」とか
普通のタバコをもらって吸うと、きつくて“苦しい”と感じる

 

私の体は、ニコチンを“必要”としている訳ではないようだ

 

しかし、吸いたいと思う気持ちがあることも確かで
だから、結果としてバカバカ吸っている
多いときは1日に100本(5箱)も吸う事がある

 

タバコを吸うのをやめると
良い事がいっぱいある

 

?まず、咳が出なくなるだろう
私は何かを喋ろうとすると、軽い咳が2.3回出る変なクセがある
これは、タバコのせいだと思っている
(しかし、これは前回5日禁煙したときは、あまり変わらなかった)

 

?健康診断で、血液中のコレステロールが多いと言われている
「タバコは天敵ですよ」とも言われている
タバコをやめると、健康のために計り知れない良い効果があるだろう

 

?タバコ代が浮く
タバコ1箱280円×1日3箱×365日×20年=6132000円
20年間のタバコ代で高級車、それも相当高いのが買える

 

?社会的信用
タバコを吸うことぐらいやめられない程度の人間
特に外国では、喫煙者は1クラス下の人物とされるそうだ

 

?寿命が延びる
統計によると、「タバコ1本吸うごとに5分寿命が縮む」そうだ
1日平均60本吸うとして、
18歳のときから吸い始めて約30年
300分×365日×30年=3285000分
つまり54750時間=約2281日=6年と約3ヶ月と少し

 

30年タバコを吸い続けて6年と3ヶ月以上人生を縮めてしまった
5年間タバコを吸うごとに、1年寿命が縮む勘定だ

 

1日24時間が、19時間ぐらいになる勘定
7時間寝なければならないとすると、稼働時間17時間が12時間になってしまう

 

人生75歳までと考えると
もう約6年縮めてしまったので、現在69歳までの寿命
今49歳なので、あと20年
その20年もタバコを吸い続けると約4年寿命を縮める事になる
(縮まった4年はタバコを吸うことができないので、実際には4年縮まるわけではない)
そうすると、私の寿命は65歳だという事になる

 

初めからタバコを吸っていなければ75歳―49歳=26年
あと26年生きられるはずが
現状のままでは、65歳―49歳=16年しか生きられない事になる

 

今タバコをやめれば69歳まで、69歳―49歳=20年
55歳まで思いっきり仕事をして、あと余生を楽しむとするならば
69歳―55歳=14年
65歳―55歳=10年

 

今タバコをやめれば、やめない時に比べて
1.4倍の時間が余生として残る
これは、大きいなぁと思う
しかし問題は、私が余生に何をしたいとかの、目的をあまり持っていないことか

 

私は、余生を楽しみにして一生懸命働いているわけではない
今、仕事という形の中で、やりたいことがいっぱいあって
その中で目標を持って
その目標にワクワクするから、頑張っている
それが終わったあとどうするかなど、あまり考えた事はない
目標に向かって突進するだけで、それで終わってしまうかもしれない

 

だったら、いっそのこと
大好きな仕事を死ぬまでやって
その仕事のために、もっとたくさんの時間が欲しいから
タバコをやめる、と考えればいいのか

 

それもチョッといやだなぁ
死ぬ直前まで、仕事をやりまくっているなんて
あまり想像したくない

 

私はまだまだ、健全な禁煙生活に入る事は、できないかもしれない

 

知り合いの社長が言っていた
「禁煙は、考え方がきちんとまとまれば、簡単に出来ます。」
「禁煙は我慢する事ではなく、“そうしたい”という考え方をきちんとまとめる事です。」
確かにそうだなぁ、と思って色々考え方をまとめようとしているのだが
やめる方向での決定的な考え方が、なかなかまとまらないでいる

 

屁理屈をこねながらも
自分のタバコがなくなって、若い子からもらったタバコを両耳に挟んで
今日もご機嫌でタバコを吸いまくるバカ。こいつはダメかもしれんな

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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