谷 好通コラム

2018年08月29日(水曜日)

8.29.一つの考え、行動を何百倍もに拡げること

自分の考えを組織の隅々にまで拡げて実現しようとする場合、
もちろん、拡げるべきその考えと行為が、
公明正大であり
正しく成功するものであることが必ず必要であるが、
その事に確信を持った時、
まず、自分の考えを、
組織のほんの一部に対して、直接、強く伝えて、
自分の考えを専制的に表現して見せる。
それは対象が大きな組織であればあっただけ、まだ小さな効果でしかないが、
自分の行為と効果は「単位」的でしかない。
しかし、自分の考えがこうであることを周囲に伝える効果はある。

 

すると、その考えに共感できる者が現われる。
その者が表面上だけ合わせているのではなく、
その者の価値観として真に共感しているのかを見極めた上で、起用し、
その者を自分の行動に同行させ、
自分の考えと深く擦り合わせ、考えと行動を念入りに一致させた上で、
自分の代理として、
自分とは別の所で行動させると、
その時点で、自分の考えを具現する力は単位的から確実に二倍になる。
一が二になることが、単数が複数になる効果を出す。
すなわち、少なくとも孤独に存在ではなくなって、
それは二倍どころではなく百倍の存在の意味を持って、確固たる存在になる。

 

と同時に、その考えを伝える行為を繰り返しているので、
伝えた考えを元に行動した複数の者たちが、
組織のあちらこちらで成功しはじめているので、
その成功を確実に評価して、
間髪を入れずに取り上げて報奨していると、
同調する者が組織のあちこちに現れはじめて、一つの流れになる。

 

この時大事なのは、決して個人を評価するのではなく、
その成功を実現した単位としての組織を評価し、取り上げ、褒賞することだ。
個人を取り上げると、
その成功はその個人の力でしかなく、
その個人だから出来たことであって、広がりはなく、褒賞されて終わりになる。
例えば、
それが「店舗」という最少の組織であっても、
その組織が評価され、取り上げられ、褒賞されれば、
その店舗に属する者全員が評価され、取り上げられ、褒賞されたことであり、
その組織に所属する者全員どころか、
その組織が属するもう一つ大きな組織「営業所」とか「支店」も
評価されたことになり、それを管理する者も評価されたことになって、
その成功を造り上げた元である「その考え」と行為を、
組織全体が”理解”することになる。
一つの成功で組織が評価されると、
その組織全体が、その成功の意味と、考えと行為を理解して、
個人を評価し、褒賞した時よりも何十倍もの広がりを持った事になる。

 

もちろん、広げるべきその考えとか行為が、
公明正大であり
正しく成功するものであることが必ず必要であるが、
その事に確信を持った時、

 

まず、自分のその考えを、
組織のほんの一部に対して、直接、強く伝えて、
自分の考えを専制的に表現して見せる。そこから始まる。
そこでその組織の一部を成功させられれば、必ず同調者が現われるので、
その同調を正しく評価して、起用し、
同行することによって自らを個から複数にして確固たる存在にし、
自分の考えと行為を、別の時と所で広げる。
大きな組織のあちこちで成功が出たら、
それを個人に対する評価、報奨とせずに
成功を成したそれが単位的な組織であったとしても、
組織として評価し報奨することで、
その成功を成した元である考え、行為の意味を、
その組織全員と、それだけでなく、
その組織が属するもう一つ大きな組織にまで広く拡がることになる。

 

私が今日、実際の大きな素晴らしい成功から学んだ、ほんの一部でした。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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