谷 好通コラム

2023年01月02日(月曜日)

01.02.正月休みの二日目、1月2日の夢想。

2023年以降のKeePerを考えるに当たり、

この年末にKeePer LABOを約30店舗廻った印象が大きく影響している。

 

一昨年末の手術後、元気は完全に戻ったが、

それと同時に、老化のターニングポイントでもある70歳を越して、

体力的に無理が効かなくなってしまったようだ。

だから、

今回も関東以東・以北、関西以西には

ほとんど行くことが出来なかっただけでなく、

東海地区だけでもと思って、

根を詰めて廻ったら、計算外にすっかり腰を痛めてしまった。

しかしこれは想定内。三日間の休養で十分にリカバリーできる。

 

しかし仕事的には新しい観点を随分仕入れる事が出来たので収穫は多かった。

 

年末の店舗を見ていて特に強く感じたのは、

KeePer LABO(或いはKeePer PRO SHOPも)という存在が、

その地域に溶け込んでいて、

それも大都会とかの一定の地域に限定されることなく、

まったくのローカルであっても、

広く一般的な地域どこでも、

雪国であっても、気候に関係なく、

普通に存在していて違和感なく地域の風景に溶け込み、

老若男女に関わらず、

その地域の誰にでも必要とされ、

便利な存在になりつつ存在であることを、しみじみと感じました。

 

ちょっと振り返って、

2018年12月のデータを見てみると、

当時、KeePer LABOの直営店はまだ61店舗で、

12月の売上げは約4億5千万円、1店舗当たりの平均売り上げは約735万円。

それが、

4年後の2022年12月には、

KeePer LABOの直営店は96店舗となり、

約1.5倍の店舗数になっていますが、

11月までの売り上げ傾向を見ていると

1店舗当たりの売上げも2倍にはなっていないが、という次元になってきています。

 

96店舗ある多数と言っていい数の店舗の平均の数字がそうなのですから、

単に売り方がうまかったとか、

何かの企画が当たったとか、

そういうレベルの話ではありません。

ここ4・5年くらいでKeePer LABOは、

従来のような「一部の車好きな人の趣味(嗜好)の為の店」から、

地域において全く別次元の存在、

「どんな人にも喜んでもらえる便利な店」として、

必要かつ求められている存在になってきている事を自覚すべきだと思うのです。

 

だから、たとえば、

KeePer LABO大府店のように、

人口9万2千人程度の小さめの地方都市の

大通りでもなく視認性も高くない生活道路に面した250坪の立地に

10年ほど前から近くの土地で営業していたので知っている人は多いのだろうが、

2021年12月には1,300万円/月を売り上げているのは、

地域の人々に広く利用されていて、

必要とされている存在になっている証なのではないでしょうか。

今回の年末でもこのレベルが維持されているはずです。

 

LABO大府店はKeePer技研㈱の本社がある街だからでしょうか。

東海市は人口11 万人で、

LABO東海店は2021年12月は1,800万円。

大阪の交野市は人口7万5千人で、

LABO交野店は昨年12月1,200万円です。

関東は人口に比してLABOの数が少なすぎるので、あまり参考にはならないが、

例えば広島市も人口120万人なので、

現在2店のLABOで約2,300万円ではまだ店舗数が足りないという事になります。

ローカルで言えばLABO蒲郡店は、

蒲郡市の人口がわずか7万人ですが、

順調に普通のLABOとしての進化と成長を進めています。

少し時間はかかりそうですが、いずれは標準的なLABOになって続くのでしょう。

全国に約6,400か所の

KeePer技術認定店KeePer PRO SHOPと”共存しながら”です。

 

コンビニエンスストアは全国に約56,000店もあるそうです。

とすると、日本の人口を約1億2千万人とすると、

人口2,143人がコンビニエンスストア1店舗を

生活になくてはならない便利な存在として、必要としているということになる。

 

そう考えると、

KeePer LABOは日本国中に何店舗あれば、

全国の人が便利で必要とする数になるのでしょうか。

実際にある店舗の人口約7万人に1店舗だとするなら、1,714店舗になるし、

もし、KeePer LABOにEV(電動車)用の急速充電器を備えたり、

もし、まだ10~15年以上は必要とされるであろうガソリンがあれば、

KeePer LABOだけでの必要性よりもかなり上がる訳だから、

人口2万人に1店舗の必要性が出てくるとするならば、

なんとKeePer LABOが6,000店舗となる。

 

2023年の1月2日、

いずれにしても、単なる谷 好通のお正月の夢想です。

 

しかし、こんなのが日本国中に6,000もあっても不思議じゃないですよね。

コンビニエンスストアのたった10分の1ですよ。

とはいうものの、もちろんあり得ない話で、私の単なる夢想です・・・。

 

 

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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