谷 好通コラム

2023年05月14日(日曜日)

05.14.フレッシュキーパーを紹介するとしたら。母の日にちなんで。

私は、71歳の昔の男だからなのか、

結婚当初から家事に関しての仕事をほとんど手伝いませんでした。

起業してからは特に、365日、朝から晩まで仕事一色でしたから、

子供の面倒を見るどころか、相手もしませんでした。

だから、私の妻は大変だったでしょう。

 

特に、朝はとても大変だったことは間違いあれません。

朝早く起きて、まずペットにエサを与えて、トイレの始末をして

今度は人間のみんなの朝ご飯を造った上、子供のお弁当を造って、

家族と自分も朝食をとって、食後は片づけて、食器を洗って、

子供を学校に送り出して、

亭主の私があれを取ってくれとか、何かの頼みをこなして、私を送り出し、

簡単に掃除をして、何か家の中の始末をし、自分の用意をして、

私に少し遅れて会社に出てきて、みんなと一緒に仕事をします。

 

これは、うちの家庭の事だけではなくて、

私が家の事を顧みない横暴な亭主だからだけでなく、

たいていの女性が、大変忙しい朝を過ごしているのだと想像できます。

夕はまた、その逆の順に大忙しなのでしょう。

 

だから「洗車」にまでなかなか手が回らないのは容易に想像できます。

あくまでも私の感覚的にでしかありませんが、

キレイ好きであるはずの女性の方がお乗りの自動車は、

あまりキレイではない場合が多いと感じています。

みなさんキレイにしていたいのはやまやまでも、

なかなか洗車にまで手が回らないのでしょうか。

女性の方の多くは家事が多くて、

自分の車のキレイさまでには手が回らなくて、

自分が我慢すればいいだとして目をつむっているのではと想像します。

 

朝の大忙しを片付けて、仕事に出かけようとした時、

自分の車が汚れているのに気づいても、

目をつぶって我慢するお母さんの顔が思い浮かびます。

 

 

とても速くて便利なセルフのドライブスルー洗車機でも、

雨上がりなどは、ずらっと洗車待ちの車が並んで、

大変な待ち時間が必要となり、時間がない忙しい皆さんには大きな負担です。

 

そこで考えられたのが、

「自然の雨が降れば汚れが落ちて、勝手に車がキレイになるコーティング。」

 

 

新鮮(フレッシュ)なキレイさを自然の雨で守る(キープ)

「フレッシュキーパー」です。

 

フレッシュキーパーは、

そのコーティング表面の画期的な特殊な構造によって

  • 砂埃などの汚れが車に着いて、汚れても、
  • その汚れが表面に”密着していない”ので、(分子間の距離の極微に維持によってファンデルワールス力をコントロールしている)
  • 雨が降ってきたら、汚れが雨粒の中に拡散して、
  • 雨粒と一緒に汚れも落ちて、キレイになってしまうのです。

 

水を弾いて(撥水力)、汚れが落ちやすくなるのとは根本的に違います。

 

ファンデルワールス力とと言うと、

専門用語っぽくて、まったく意味が解らないのが当たり前ですが。

原子間に働くで最も弱い種類もので

身近な例でいうと「ヤモリが天井にくっついている力」がそうです。

 

そのファンデルワールス力で、

車の「汚れ」も塗装の上に”密着”しています。

だから、汚れた車をどんなに「強い水圧で水スプレー」しても、

表面に薄い水膜が出来ることもあって、

ファンデルワールス力で密着しているほんの少しの汚れの膜が、

どうしても取れません。うっすらと汚れたままです。

「フレッシュキーパー」は、そのファンデルワールス力が、

汚れに働かないようにコントロールしていて汚れを密着させないのです。

それで強い水スプレーどころか、

自然の雨で、汚れが雨粒と一緒に取れるのです。

 

ヤモリに話に戻ります、

 

天井にくっついているヤモリを見ると

ヤモリの手足に「吸盤」があるように思えますが、

吸盤も粘着性のノリも付いていません。

ヤモリは乾燥吸着しているのです。

 

ネットで「ヤモリ足の構造」で検索するといっぱい出てくるので分かります。

ネットの中の一つの文としてこう書いてありました。

「自然界にはクライミングの名手がたくさんいるが、ヤモリより見事なものはおそらくいないだろう。 小さな爬虫類であるヤモリの多くは、吸着性のある足指でスパイダーマンのように切り立った壁をはい上がったり、天井からぶら下がったり、ガラスのようにツルツルした表面をしっかりつかむことができることが知られている。」

※余談ですが、

このヤモリの能力に目を付けた科学者が長い年月をかけ

「軽くくっついて、簡単にはがれて、後に何も残らない。」

「ヤモリテープ」なるものを造り、それがすごく良く売れているのだそうです。

 

「フレッシュキーパー」がそのヤモリの足の裏力、

つまりファンデルワールス力を、

どうようにコントロールしているのかは、まだ企業秘密ですが、

実際にファンデルワールス力で壁にくっついているヤモリが、

フレッシュキーパーを施工したボンネット面には

くっつかずに滑り落ちてしまうヤモリの様子のビデオがあります。

 

※また余談ですが、

このヤモリは多分生まれて初めて自分がくっつけない壁面に遭遇して、

よほど衝撃的だったのでしょう、その給付を学習したのか、

もう一度ビデオを撮ろうとして同じようにボンネットにくっつけても、

どうしてもフレッシュキーパーが施工してある領域に進んでいこうとせず、

フレッシュキーパー以外の所を必死に登って行ってしまうので、

ビデオにならず断念したのです。

そして新たなヤモリ、まだ未経験のヤモリ君で撮り直すしかなかったのです。

フレッシュキーパーはそんな知能の低いヤモリにすら

強い恐怖記憶を与えるような、未体験恐怖のツルツル面だったのです。

 

しかし、フレッシュキーパーは、

「ヤモリ除け」に造ったものではありません。

「自然の雨が降れば、汚れが落ちて、車がキレイになるコーティング。」です。

 

しかし、実は、最初からフレッシュキーパーが出来た訳ではないのです。

本当は、

最初のきっかけは、

異次元の高級コーティング「EXキーパー」だったのです。

「EXキーパー」は、それまでの最高級品(W)ダイヤモンドキーパーよりも、

スバ抜けて遥かに「艶」が深く、良く、

かつ「防汚性」「光沢」と「撥水性」が強い、

耐久性もあるすごい性能を持っている異次元のコーティングです。

その性能を作り出すために、

今までの二倍以上の膜厚と、

その表面構造を、今までの発想とは違うものを開発して、

「EXキーパー」の、そのクォリティを実現したのです。

 

もちろん、私自身の自家用車にも大喜びで「EXキーパー」を掛けました。

それまでに何度も何度も同じ類の試作品を施していたので、

最終形の「EXキーパー」は満足いくものだったのですが、

ふと、気が着いたのです。

そういえば、

この車、このEXキーパー、

雨が降ると洗車をしたみたいにキレイになっちゃっている。

だから、EXキーパーをしてからほとんど洗車をしていない。

(結局、私の車は合計3年間で2回しか洗車をしなかった。)

この「特殊な防汚能力」は、実はEXキーパーの副産物だったのです。

 

そのEXキーパーの艶の部分と耐久力を

若干スペックダウしたサービスが「ECOプラスダイヤモンドキーパー」です。

「EXキーパーはSNSなどを見ても「凄い」のは分かるが、いかんせん高すぎ。」という人がかなりいます。

そこで一番「コスト」と「手間」がかかる「艶」性能の部分を

若干妥協してコストダウンしたのです。

 

 

今は「フレッシュキーパー」と同じ表現ラインで

「エコダイヤキーパー」と表しています。

 

そして、さらにこの「自浄能力」が役に立つのは、

従来からのキーパーのユーザーでもある「車好き」だけでなく、

「車」を生活の中のツールみたいな、

あるいは、恋人と言うより普段の仲間的な存在に思っている多くの人達に、

「生活の実用品」的にニーズがあるのではないかと仮説し、

耐久性を、ベストセラー「クリスタルキーパー」と同じ1年として、

自浄効果をキープした上で、

極力コストを抑えて、

軽自動車、コンパクトカーが2万円台(Web予約使用)で

施工できるようにしたのが「フレッシュキーパー」です。

 

だから、

「雨が降ったら車がキレイになる」「勝手にキレイ」と、

あくまでも自浄効果と利便性をうたっていますが、

フレッシュキーパーの”ルーツ”は、

すさまじい艶のEXキーパーなので、

フレッシュキーパーのキャッチフレーズには何も出てきませんが、

皆さんが驚かれること間違いなしのすごい「艶」です。

 

 

だから、逆を言うとEXキーパーは、

一番優れた「艶」と、一番高い「耐久力」と「自浄効果」を持っています。

 

フレッシュキーパーは、

その中の「自浄効果」だけを、特に抜き取ったような感じです。

とは言っても、「艶」は皆さんが驚かれるに十分なレベルであり、

「耐久力」もクリスタルキーパーと同じ1年に合わせているとはいえ、

使用状況によって十分に1年以上、2年を超すような耐久力を備えています。

 

ですから、

EXキーパー、エコダイヤキーパー、フレッシュキーパーは、

一連のシリーズ商品であり、自浄効果・三兄弟商品でもある訳です。

 

EXキーパーは長男、しっかり者で圧倒的な能力とクォリティをもっています。

エコダイヤが次男、すべてが長男に準じ、意外とコストパフォーマンスが高い。

そして、

フレッシュキーパーはその末っ子であり、身軽でチャキチャキしていて

自浄効果シリーズのエントリー商品として今、爆発的に施工されつつあります。

 

 

これらのKeePerシリーズのコーティングを、

KeePer技研㈱と共同開発し、製造を一手に引き受けているのが、

ドイツの南部、バイエルン地方の小都市ノイブルグにあるSONAX。

美しく自然があふれる環境にあるヨーロッパ最大の

オートケミカルメーカーです。

 

約20年前、

最初はSONAX日本法人スタッフからの売り込みから始まり、

日本独特の車文化と感性に合わせた製品が、二年がかりで造られ始まって以来、

SONAX研究所のドクター・マンフレッドピッチを中心に

KeePerの開発能力が相まって優れた製品とサービスが、

今も絶え間なく開発され続け、提供されています。

 

SONAXは、優れた開発能力と製造能力に加えて、

熱心な環境問題対策への深い関わりを持って経営されている。

SONAXとKeePerで共同開発されたすべてのSONAX製造のKeePer製品は、

無機物あるいは生分解性に優れた有機物で出来上がっており、

環境に対する影響、

人体に対する影響に深く配慮されて造られています。

 

SONAX研究所の責任者ドクター・マンフレッドピッチとは、

その真摯な関わり方と、深さ、密度において、

会社同士の関係と言うよりも、もはや「家族」と言った方がいいような

信頼と親愛の情を持っています。

 

さて、フレッシュキーパーが2022年10月に発売され始めて以来、

特に女性のお客様が日常的に来店されるガソリンスタンドの

KeePer PRO SHOPでは、まさに爆発的に施工されるようになっています。

そして、お客様の

「フレッシュキーパーやって、車が汚れなくなった。」

「汚れても、雨かが降ったりするとキレイになるので、洗車をしなくなった。」

「いつも、きれいで嬉しい。」

などと、嬉しい言葉をいっぱい頂いています。

 

フレッシュキーパーなど自浄効果を備えたKeePerコーティングは、

洗車の必要回数を劇的に減らすことで、

洗車に必要な「真水の使用」を減らす「節水効果」が大であり、

(洗車一回につき約50~60リットルの水を使用)

それに伴う洗剤などの化学の使用を減らします。

洗車の為に洗車機のある場所に行く必要を減らし、燃料の消費を減らします。

フレッシュKeePer施工の為に使用する水は約20リットルです。

また、EXキーパー、エコダイヤキーパー、

フレッシュキーパーの施工に使用するケミカルには、

一切環境に対して害するものは一切含まれておりません。

 

 

フレッシュキーパーをはじめとするKeePerコーティングは、

全国17か所にあるKeePerトレーニングセンターでキチンと技術を憶え、

その技術レベルが「コーティング技術検定会」で判定され、

合格した「コーティング技術認定」を受けているスタッフが施工します。

ケミカルの取り扱い説明を、

ケミカルメーカーの人から簡単に受けただけの

消費者と変わらない人が、経験だけで施工するコーティングではなく、

フレッシュパーの施工を確実に学習して、訓練を受け、

その技術を確認されて認められた技術者が施工いたします。

さらに、技術認定店KeePer PRO SHOPでの施工については、

その施工の品質をKeePer技研株式会社が保証しています。

 

KeePerの直営店ともいえるKeePer LABOにおいては、

スタッフ”全員”が、コーティング一級技術資格の取得を義務付けています。

 

 

フレッシュキーパーなどが、

面倒な洗車を減らして環境に対しての貢献が出来ることと共に、

面倒な洗車を減らしても、

いつも車がキレイでいられて、

朝が特に忙しいお母さんが、やっと家を出ようとして車を見た時、

その車がいつもキレイで、

お母さんが嬉しくて、ニコッと笑顔が出れば、

それがフレッシュキーパーの価値であり、私たちの勝ちです。

 

母の日にちなんで。

 

 

ネットに載っていたヤモリの手

Posted   パーマリンク

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2023年5月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.