2016年09月13日(火曜日)
9.13.みんなが福岡へは新幹線を使い始めた
今日は福岡でKeePerのプレゼンテーションがあるので、
私は新幹線に乗って名古屋駅から博多駅に向かって走っています。
私よりも1時間以上早く会場に行って会の準備をするスタッフ達も、
新幹線で博多まで行ったようです。
最近、みんなが福岡へは飛行機を使わなくなって、
新幹線を使うようになってきました。
新幹線で名古屋⇒博多は乗っている時間だけで3時間半かかりますが、
1時間で飛べる飛行機でも、
1時間前には空港に行かなければならなかったり、
前もって予約が必要であったり、
飛行機の便が新幹線より圧倒的に本数が少なかったりで、
自由度からすると、断然、新幹線が有利で便利です。
だから自然にみんなが新幹線を使って福岡に行くようになったのでしょう。
それどろか、九州へは、熊本、鹿児島までも新幹線を使うようになりました。
行き先が細かく選べます。
すると飛行機の旅客が減って、
席を埋めるために便数を減らすことになります。
すると余計に不便になって、もっと飛行機が使われなくなります。
旅客機は世界的に小型化していて、
小人数をたくさんの便数で頻繁に運ぶのが主流になっています。
それでも、新幹線に負け始めているのです。
それにしても中部空港のように、
大型機の使用を前提としたような旧式の空港は、
出来あがった時点で時代遅れだったのです。
社会インフラは、当然、時代の変化を的確に予測して造らなくてはなりません。
そんなことは分りきっているはずなのに、
そこに利権であったり、損得、見栄、自己満足が入り込むと、
予測すべき当然の将来とは関係のない理屈の基に、
訳の分らない無駄なインフラが、税金を湯水のように使って造られます。
自分でせっせと稼いだお金はその価値が判りますが、
単に集めただけの金、他人の金は、その価値も重みも感じず、
いかにも無駄に、まるで湯水のように使われる事には、
言いようのないむなしさを感じます。
快適な新幹線の3時間半の旅の途中に、そんなことを思いました。