2015年08月25日(火曜日)
8.25.面接で気が付いたKeePerの目的との関連。
今日の朝、また名古屋から東京に新幹線でやってきました。
来年の春、大学を卒業する学生の、東京での面接の為です。
来春は新規店ラッシュに備えて相当数の新卒者を採用する予定です。
出来れば新卒者40名?採用(+年間中途採用者30名)なんて、
無茶な目標を立てています。
前期(H26.7~H27.6)の新規採用者は、
今年の春の新卒入社15名と、1年間の中途入社者28名の計43名。
しかし残念ながら6名の社員が辞めて、
社員全体が1年間に37名増えて、
現社員がH27年6月には約250名(未確認)になりました。
離職率の低さに皆さん驚かれますが、
私も最近辞めた人の話をほとんど聞かないので、
確かにそうなのです。
特に、現業職であるキーパーLABO勤務の社員はほとんど辞めていません。
この会社は上場しているので、
休日は、私が店舗にいた15年前には考えられない年間114日もありますし、
これにプラス有給休暇まであります。
もちろんサービス残業は絶対ありません。
自分の現業時代とは比べ物にならないくらい恵まれています。
しかも
コーティングブースには完全ではなくともエアコンがほぼ全店入っています。
とはいっても、
ほとんどの労働時間が基本的に外気温そのままの屋外の仕事で、
冬は寒いし、冷たいし、夏は暑く大変です。
そんな屋外の現業の仕事は、
今の若い子にはあまり人気がないのに
それにしては、この会社の低い離職率は何を意味しているのでしょうか。
そのヒントは、
店舗のみんなに「この仕事のいいところは何? 何がいいの?」と聞くと、
「クリスタルキーパーや何かをすると、
お客様は、その出来あがりを、すごく喜びます。
『こんなにキレイなるなんて、思っていなかった。さすがプロ。ありがとう。』なんて、喜んでくれて、ほめてくれて、
『ありがとう』て、いっぱい言ってくれます。
そのお客様の驚く顔と喜ぶ顔が楽しみで、こちらも嬉しくて、それが一番です。」
きれいごとではなく、本当にみんながそんな風に言います。
だから、本当にそれがみんなやり甲斐になっていて、仕事が楽しいのでしょう。
たぶん、本当にそうなんだと思うのです。
KeePerの技術陣がドイツSONAXの研究室と真剣に力を合わせて作り上げた
KeePerの製品群は、独自の理論に基づいていて
ずば抜けた性能のケミカルに出来あがっています。
それに加えて、正しい技術を、
本当にお客様を喜んでもらうつもりで正しく駆使すれば、
本当にお客様が驚いて、喜んでくれるので、
(CS顧客満足)
スタッフたちもすごく嬉しく、やり甲斐になっています。
(ES従業員満足)
この「CSとESの同時実現」が、KeePerの強みであり、
社員が仕事にやり甲斐を持っていて、辞めない。
これが、低い離職率=高い定着率=経験を積んで技術力アップの好循環の元です。
しかし、今日大学生を面接して気が付いたことがひとつありました。
私の面接は、ただの雑談のようで、
真剣に話をしているようには見えず、いい加減みたいですが、
ひとつだけ、どの人にもいつも、
直接的あるいは間接的に確認していることがあるのです。
それは、
“自分がしたことで、
人が喜んでくれると、自分も嬉しいかどうか。”
これは誰でもそうであるようで、そうでない人も実際いるのです。
意外といます。
そういう人にはCSとESの同時実現が成立しないのです。
これ以上は言えませんが、
これまで採用してきた人は、
人の喜びを自分の喜びにできる人ばかりです。
少なくとも私が必ず面接している社員は、全員そうです。
だから、
CSとESの同時実現を造るKeePerの仕事を、活き活きと働けるのでしょう。
だから、辞めずに、低い離職率を作り出しているのでしょうか。
面接のポイントとKeePerの目的とが、
この会社の低い離職率に関連しているかもしれないことに、
今日、ふと気が付きました。