2015年08月08日(土曜日)
8.08.進藤君「こんなにつらいとは思っていませんでした。」
「こんなにつらいとは思っていませんでした。」とは、
先月まで福岡営業所の課長だった進藤君が言った言葉です。
彼は今、愛知のLABO岡崎店の店長として、奮闘中です。
福岡営業所のメンバーは、
LABO店舗の経験者が伊藤正希係長と濱崎主任の二人だけで
店長の経験者もいなかったので、
キーパープロショップのみなさんのレベルがどんどん上がってくる中で、
福岡営業所としての力不足を強く感じていました。
そこで、
去年、まず中西所長を関東のLABO八王子店の店長として半年赴任させ、
彼が福岡に帰ってきたらすぐさま、
今度は山本所長を愛知のLABO甚目寺店の店長にして、
さらに7月16日より進藤課長を愛知のLABO岡崎店の店長に赴任させて、
二人とも現在も店長として頑張っています。
といっても営業の仕事をしていた者に、
LABOの店長を”経験”させれば、
それで力が着くとは思っていません。
私は”経験させる”ということをまったく信用していないのです。
お勉強として経験するなんて生やさしいものでは、
何も得るものはないからです。
店長をやるなら、本物の店長として、本当の店長の仕事をしなければ、
店長としての力が着く訳ないのです。
だから、彼らは店長を経験して福岡に帰るのではなく、
本気で、帰る場所をあてにせず、真剣にそこで店長をやりきるしかありません。
本人たちもそう思って彼らを赴任させています。
しかし進藤君は、
岡崎店に赴任してすぐに猛暑が始ましたから、
そりゃあ、つらいはずです。
トップクラスの実力の岡崎店の店長にやおらなって、
即、この猛暑ですから、つらくない訳がありません。
特に、
愛知の猛暑は地味ではありますが、
天気予報の全国版で最高気温はいつも日本で一番暑い地域になっています。
しかも、愛知は湿度が高く、ジメッとした暑さがつらいのです。
これは他から来た人みんなが言います。
進藤君も「こんなにつらいとは思いませんでした。」と嘆くのは、
彼の根性が足りないわけではありません。
日本一ジメッと暑い愛知の猛暑が直撃している中、
初めてのLABO店長を、岡崎店で、やっているのですから、
つらくて当たり前です。
しかし、だからと言って他の地域の店舗に変更するとか、
そんなことは出来ませんので、彼も頑張るしかないのです。
でも、同じように福岡から愛知に来ている山本君(甚目寺店長)が言っていました。
「名古屋の夏は本当につらい。
けど、一日に何回か救われることがあるんです。だから、がんばれます。」
隣りで、進藤君もうなづいています。
でも、それは、
昼ご飯の時間(五番)か、
2時間ごとの10分の休憩(九番)のことかと思ったら、
そうではなくて
「お客さんがキレイになった車を見て、むちゃくちゃ喜ぶんですよ。
そんな時、本当にきちんとやって良かったと、すごく救われた気になります。」
なんて、
きれいごとのようですが、
本気でみんなそう思ってくれているのでしょう。
みんなが同じようなことを言います。
この仕事は、外の仕事ですから、
今のように暑い時は、やっぱりつらいです。
だから、出来るだけコーティングなどの作業環境を良くしようと、
コーティングブースの中をエアコンで空調したりします。
また、スタッフ休む環境にも注意を払います。
たまに差し入れられるガリガリ君なんて大した効果はありませんが、
でも、
お客様の「喜び」が、スタッフにとって、何よりの「救い」になるのでしょう。
きれいごとではなく、本当にそうなのでしょう。
しかし、しかし、
この猛暑は続きすぎます。
今年の猛暑は、桁外れの記録的猛暑だそうです。
今日の竹内店舗部長が
今日の日次実績報告のメールで、こんなことを書いていました。
「おはようございます。
日次実績報告書です、ご確認ください。
地元、トヨタ自動車はお盆休みがスタートしました。
昨日、どの道も混んでおり、人の動きを感じました。
今年の天候は、2013年(一昨年)に似ています。
2013年の実績は、お盆前半に集中していますから、
シフト管理はしっかりお願いします。
暑くて踏ん張らないといけない1週間が始まります。
体調管理をキチンと行ないましょう。」
竹内
これを読んで、夏の本番が今週末から始まることを改めて知りました。
お客様の喜びのお言葉をいただくことを励みに、
みんなでがんばる夏本番が、今週末、今日から始まっているのです。
キーパー選手権もすごいペースで真っただ中なのでしょう。
前年比に対してすごい伸びでダイヤモンドキーパーケミカルが出荷しています。
みなさん、やっぱり、こんなすさまじぃ暑さの中で、
お客様の喜びを糧にして、頑張っているのでしようか。
朝、長崎空港から飛んで帰ってきました。
本社事務所で、決算発表の準備をしなければなりません。
飛行機からの空は、
今までの熱気を湿気で封じ込めたような空ではなく、
僅かではありますが、開放的な空に変わってきているような気がします。