2015年06月03日(水曜日)
6.03.私以上に「仕事が大好きだ。」と言い切る人。
私は仕事が大好きです。
真剣に仕事をしていれば、
必ず誰かの役に立って、
誰かが喜んでくれるし、
喜んでくれた分、報酬をたくさんいただけて、
自分も仲間もみんなハッピーになって、結果として会社も大きく発展していきます。
会社が大きくなることが目的ではなく、
自分や仲間がハッピーになることが目的でもなく、
大きな報酬をいただくことが目的でもない。
仕事をして、誰かの役に立って、誰かが喜んでくれることを目的にすれば、
結果として、
報酬をいただいて、みんながハッピーになり、会社が大きく発展します。
当然の結果として。
逆に、
自分やみんなが儲かり、
会社が大きくなることをダイレクトな”目的”にして、仕事をすると、
結果として、誰かの役に立ち、誰かが喜ぶことが実現しないこともあります。
すると、役に立ち喜んでくれた人からいただくはずの報酬は無く、
結果として、みんながハッピーにならず会社も大きくならないことがあります。
似ているようで、
仕事の目的を間違えると、結果も違ってきます。
当然のことでしょう。
簡単な例ですが、
店頭に並んでいる商品の説明を店員さんから聞いて、
私が「なぜこの商品を仕入れたのですか?」と尋ねたら、
店員さんが「売れると思ったから仕入れました。」と答えたらどうでしょう。
答えとして間違ってはいないし反発を感じるほどではなくても、
あえてこの商品を買ってみたいとは思いません。
逆に、「なぜこの商品を仕入れたのですか?」と尋ねて、
「買ってくれた人の役に立つと思ったから・・」と答えたら、
あるいは「買った人が喜んでくれると思ったから、仕入れました。」と言ったら、
この商品を私は買ってみたいと思います。
どのように答えるかが問題ではなく、
商品を仕入れるという仕事の目的が、
売れて、儲かって、自分や会社のためにと思って仕入れた商品は、
売れるかどうかわかりません。
お客様が買うかどうかは、100%、買う人の選択で決まります。
そして、買う人は、
自分に役に立つか、自分が嬉しいかを基準として選択するので、
買う人の役に立つか喜ぶかを基準にして仕入れられた商品は、
商品の目的が一致するので、
買ってくれる割合が大きくでしょう。
逆に、
その店が儲かるか、店員が儲かってハッピーになることを目的に、
仕入れされた商品は、
買う人の目的と一致していないので、
選択されない、売れない割合が大きいでしょう。
商売は、お客様の気持ちになった者が勝ちです。
商売は売れるかどうかで勝負が決まるので、
売れるかどうかとは、お客様が買うかどうかであり、
買うかどうかは、100%お客様が決めるので、
お客様の気持ちになって選択された商品が、結果として売れます。
商売は、売れたかどうかで勝負が決まるので、
だから、お客様の気持ちになれた者が勝ちです。
ややこしいようですが、これ以上単純にしようがないくらい単純なことです。
仕事とは、誰かのためになることをすること、
役に立つこと、喜んでもらうことです。
そして、人間は、社会性を持った動物なので、
お互いに役に立ちあって生きていきます。
自分のためになる人を大切にするように、
自分は相手のために生きると、大切にされ、愛されます。
こんな言葉が聖書にあったと思います。
「愛せよ。さらば愛されん。」
相手のことを思う、つまり愛すれば、愛されるということで、
「愛されれば、愛せよ。」ではありません。
順序は「愛する」⇒「愛される」の一方通行です。
まず、
相手のことを思う(仕事)から始まり、
結果として愛される(報酬・利益)が得られるということではないでしょうか。
社会性のある動物である人間は、
大切にされ、愛されることによって、自分を確かめ、幸せになります。
だから、社会性を持っている人間は、
お互いが、お互いのためを考え行動していると、幸せになると思うのです。
とすれば、
誰もが幸せになりたいとすれば、
仕事を一生懸命すれば、目的は達せられることになります。
だから幸せな人は「仕事が大好き」です。
しかし、
私も仕事大好きにはある程度自信がありましたが、
私以上に
「仕事、だ~~~い好き」と、体いっぱいのアクションで、
きっぱりと言い切る人がいました。
最高です。
これから長く深いお付き合いを心からお願いしたいものです。