2014年10月22日(水曜日)
10.22.時差調整をしない作戦と、猛者のみなさんたち
これを書き始めたのは、
ドイツ時間の22日午前4時40分です。
日本時間では22日の午前11時40分のはずです。
日本とドイツは7時間の時差があります。
普通は、体内時計をその時差の分だけ調整しようとします。
たとえば今ならば、
まだ起きるには早すぎるので、ベッドから出ずに寝ようとします。
しかし、私は起きてしまいました。
今回のドイツは3泊4日だけなので、ドイツ時間に時差調整すると、
日本に帰ってきてからまた日本時間に時差を合わせなければならないので、
いっそのことドイツにいる間中、できるだけ日本時間のままの生活をしようと、
朝早起きして、活動を始め、夜は午後9時過ぎに寝るようにしているのです。
これを日本時間で言うと、
夜は深夜4時くらいまで夜遊びをして、朝10時くらいに起きる生活です。
これなら6時間は寝ているので、三日くらいなら大丈夫。
帰りの午前10時半出発の飛行機では、
どの時間でもいいから1時間か、2時間くらい仮眠するだけで、
(実際にそれくらいしか眠れない)
日本に帰ったら、夜10時過ぎまで寝ないで頑張って仕事をして、
一挙に日本時間のペースに合わせる。
なんてことを考えて、
ドイツのホテルでは朝3時とか4時くらいからPCを見始めています。
今までも何十回かヨーロッパやアメリカなど大きな時差のある場所に来て、
何度も時差の狂いで苦しみました。
時差は行った先で苦しいのではなく、
行った先の時差に合わせるのは、
起きている時間を一回だけ長くとればOKなのですが、
その時差を一度合わせてしまうと、
日本に帰ってきた時に、もう一度、時差を戻すのに苦労します。
三日も、四日も、ボーっとして仕事がつらいのです。
だから、一週間くらいの出張の場合は観念して現地時間に合わせますが、
三日とか四日ぐらいの出張ならば、
あえて現地時間に体内時計を合わせないように努力します。
そうやって成功した時もありますし、
だめで、出張中も、帰ってきてからも両方ともボーっとなることもありました。
海外出張をほとんどやめて5年以上たちますが、
たまにこうやってドイツに来たりすると、
出張のたびに時差に苦しんで、
たとえばヨーロッパでの時差と日本の帰ってきてからの時差に合わないまま、
すぐまた、反対側のアメリカに出張に出かけるなんて、
過酷なバカなことをやっていたことを思い出します。
昨日の午前中は、
立派になったSONAXの中央テストセンターで、
開発の最終段階に近いある製品の最終テストを合同でやりました。
この段階では珍しくパーフェクトの結果は、最高でした。
でもまた。これを日本に持ち帰って違う形でテストをやると
違う結果が出ることもありますが、今度ばかりはいいような気がします。
そして夜は、大変な苦労の末にノィブルグにたどり着いた
キーパー選手権の全国入賞の報奨旅行のみなさんと
当社のスタッフの計12名を出迎え、まず食事です。
皆さん、ホテルを出てから20時間以上もかかった旅で、
かなりグロッキーのはずですが、
さすが猛者のみなさん、でっかいカモの丸焼きをやっつけていました。