2014年02月27日(木曜日)
2.27.基本的な作業ほど手抜かりが出やすいものか。
キーパーLABOへの投稿メールは、
そのほとんどが、予約であったり、コーティング商品の相談や、質問です。
しかし、クレームもあります。
数は多くはないのですが、
車のサイズを間違えて料金を頂戴してしまったり、予約を間違えたり、
いわゆる間違いに対するクレームもあります。
しかし、
一番応えるのは、
商品の品質に対するご抗議です。
またそのご抗議を受けた時の店舗スタッフのいい加減な対応に、
さらに厳しいお叱りを受けることもありました。
たとえば、
簡単な「水で洗い流す」という作業が、いい加減になされていて、
汚れやケミカルが残っていて、
お叱りを受けることがありました。
何も難しい作業でないのですが、
しかし、これが毎日のことで、
毎日何十台と同じ作業で仕上げていると、
変な慣れてきてしまい、
「洗い流してキレイする」作業が、
ただ「水をかける」行為に化けてきてしまうことがあるのです。
水を軽くかけるだけで、簡単に洗い流せると、
水で洗い流すことが仕事なのではなく、水をかけることが仕事になって、
洗い流せたかどうか「目」で確認することなく、
キレイになったかどうかを見ることも無く、
ただ、「水をかけた」だけで終わってしまったのでしょうか。
簡単な作業こそ、
つい、おろそかになって、
お客様に無用な不快を与えることがあります。
常に技術を大切にし、品質を重んじているつもりでも、
簡単な作業こそ、手抜かりが出やすいものです。
謙虚にならなくてはいけません。
第一回、2014年キーパー技術コンテストも、
クリスタルキーパーの施工という、
施工店の皆さんがいつも毎日のように行っている基本的な作業を、
基本どおりにキチンと行うコンテストです。
何も難しいことをするわけではありません。
しかし、基本を基本として、キチンと行うことは意外と難しいことです。
だから技術コンテストが成り立ちます。
初心に帰って、基本をキチンと振り返り、
強い技術として見直すこと、鍛え直すこと。
これがコンテストの目的だと考えています。
今日は、東京トレセンでのキーパー技術コンテスト予選会に出てきました。
みなさんの真剣さには、本当に頭が下がります。
競技前の説明に聞き入る。
説明が終わって、準備中にちょっと記念撮影。
矢嶋石油さん。
よろしくお願いします。がんばってください。
競技がスタート。
みなさん、本当に、上手いっ!
緊張の競技が終わって、みなさん、ほっと、煙をチャージ。
その間に、審判スタッフは真剣に採点の集計。
優勝しました!
出場のみなさんと。
すべてのスケジュールが終わってからのお話が楽しそうです。
ひょっとして、この時間が一番盛り上がっています。