2013年09月29日(日曜日)
9.29.自分の考えを用意せずに会議に出る人
「会議には参加するのではなく、参画しなければならない。」といいます。
会議には議題に関わる多くの人が参加して、
議題になっているその事柄がうまく行って大きな成果が得られるように、
参加しているみんなで議論します。
でも、中には、会議の場にいるだけで、
指名されなければ発言もせず、
発言すればピントハズレで、
積極的に議論に加わって来れない人がいます。
こういう人を、
会議に参加はしているが、つまり、いることは、いるが、
自分の意見を出して議論に加わることはない、
つまり、参画していない人と言うのでしょう。
では、この人は何を目的として会議に出ているのでしょうか。
会議で決まることに興味がないのでしょう。
というより、何も考えずに出てきたのでしょう。
「参加する事に意義がある」とは、
オリンピック始祖クーベルタンの言葉にありましたが、
オリンピックももう勝ってなんぼ、
メダルを取らなきゃ意味がないみたいになってきているように、
会議も、自分がいなきゃ話が進まない、正しい結論は出ない、
というぐらいの「参画」の仕方をしないと、
どんな仕事をしていても、全く面白くないのではないかと思います。
仕事は、力を発揮して人の役に立てると、
必ず自分に返って来るものが大きいし、みんな嬉しいし、
こんなに楽しいものはありません。
会議は、自分で考え抜いたことを、
よくよく自分で考えて用意したことを
みんなに話して、議論して初めて意味あるものになります。