2012年09月17日(月曜日)
9/17.東京都全域を305km走って思ったこと
二日間かけて東京23区と西東京の広い地域を走り回って、
「東京」というものを再認識しました。
東京23区内とは日本の中心となる果てしない数のビル群と
びっしりと古い家に埋め尽くされた下町、
そして世田谷のような高級住宅地に分類されるようです。
そして23区を離れ
調布、三鷹、立川、八王子、青梅など三多摩方面(?)は、
雑多にけたたましいほどの人を飲み込み、
東京は日本全体面積の1/150もない2,187キロ平米の狭い面積に、
日本の全国民の1/10の約1,300万人が住んでいるわけですから、
その密度は半端ではありません。
あるいは、
関東のくくりで言えば、
全面積の1/30足らずの地域に、全国民の1/2.5もの人たちが住む有り様は、
日本の中でも特異な場所であり、
どこまでも果てしなく続く渋滞に辟易としながら、
私の価値観では、とても安堵のない世界のように感じてしまいました。
しかし、これをマーケットという観点で見れば、
とてつもない存在であることは間違いありません。
ここで通用すれば、
全国でも通用するということではなく、
全国で通用するには、
ここでも通用しなければ、
全国で通用したことにならない。という意味なのでしょう。
改めて、ものすごい所だと思ったと同時に
良い悪いは別として、60歳まで関東に住んだことのない私には
たぶん住めない所だな、と感じました。
何百回も、ひょっとしたら千回以上も東京に行きましたが、
今回はぐるっと東京都全域を巡りまわって、
改めて、とんでもなくすごい所だなと感じ、新鮮だったのです。