2012年08月10日(金曜日)
近いとかえってライバル関係になる場合がある
私も、なでしこジャパンのサッカー決勝戦を、後半だけだが見てしまった。
午前0時に寝て、午前3時に起きようとしていたが、
目覚ましが鳴れど起きれず5時近くにやっと起きた。
しまった、もう終わりかな、と思ってテレビをつけたら、
やっと前半戦が終わって、後半戦が始まるところだったのは、
返って良かったのかもしれない。
少なくとも5時間は寝たわけだから。
結果は負けたが、面白かった。
宮間選手とか、大野、澤、鮫島選手などなど何度もその顔を見ているので、
つまりよく知っているので、
彼女たちが一生懸命に真剣になって走り回り、
苦しい展開を戦っている様子に共感を持つのだろう。
それにしても、面白かった。
あれで勝っていれば、今朝の頭がもっとすっきりしていたのだが。
好き嫌いで言えば、
私は日本もアメリカも好きな国だ。
それでも自分の中にある圧倒的に日本を応援する心情は何なのだろうか。
やはり知っているということかもしれない。
アメリカも少しは知っているが、
日本にはその何百倍、何千倍もの知っている人がいて、
すっかり日本の街、文化に染まっているからだろう。
ドイツにはSONAXの関係で知っている人が何人かいるので、
ヨーロッパの中では一番親近感を持っているし、
オリンピックでも少しは応援する気持ちがある。
アメリカも対戦が日本でなければ応援する。
しかし中国にはむしろライバル心を持つのは、
中国が日本を敵視するような政策を取っているのを知っているからなのか。
あるいは、近過ぎるのかもしれない。
近いのにフランスとイギリスの文化があまりにも違っていて、
お互いにいい感情を持っていないことと似ているのかもしれない。
近くてもかえって文化が違っていて、ライバル関係にある国は多い。
もうちょっとでオリンピックも終わり、
少なくとも、そのことについては、また静かな日が始まる。