2009年05月25日(月曜日)
2214.飲み過ぎたせいである
残念ながら富士山は雲に隠れて見ることが出来なかった。
だからと言って、今日の仕事に全力を傾けることに変わりはない。
世の中が非常に厳しくなっている。
世界の金融バブルが破裂して消費と生産の循環に亀裂が入ったまま、
抜け出すべき突破口が見えない。
長続きするわけがない過剰な消費に維持された過剰な循環による成長は、
ねずみ講やマルチ商法が必ず破綻する構造と全く同様に、
どこかで破綻する事は誰もが知っていたはずだ。
だからいまさら、
誰かが被害者面して講釈を並べても、しらけるばかりで何の解決策にもならない。
テレビでよくやっている政治家たちの討論会は、
自分たちの目的が選挙で勝つこと、自分を売り込むことが目的なので、
自分の意見を述べ、相手の意見も傾聴し、
それに対して論理的に議論を進めるという討論の基本などどうでも良くて、
相手が喋っていても、それに被せるように相手をののしる。
人の意見を聞かない。
自己の主張の正当性を通すために、
相手の言葉尻を取ったり、論理のすり替えを平気でやる。
聞いていて実に不愉快になる。
自分を視聴者に売り込んだり、
議論で“勝つ”パフォーマンスそのものが目的なので、
議論する事によって何かを解決する方法を見つけるような建設的な姿勢は全くない。
自己主張の突っ張り合いだけである。
あのような光景を見ていると
「やっぱり人類は破滅するしかないのかな」と思ったりする。
国民から集めた税金を、
あたかも自分たちの利権と勘違いしている官僚がいるとしたら、
超一流の大学を卒業した頭脳明晰な人達ばかりであろうが、
その人格において、あるいは価値観において、
必ずしもいい人生を送る人達とは思えない。
権力機構の歯車の一つに過ぎず、
自らの志を持った主体的な生き方ができるとは思えないからだ。
新幹線の中は意外とマスク姿が多い。
大阪でも街中ではマスク姿はほとんどいなかったそうだが、
新幹線の中は密閉された空間なので、みんな用心しているのだろうか。
今朝、東京駅に到着したのであろう修学旅行の中学生は全員マスク姿であった。
何がどうあるべきかが、よく分からなくなってくる今日この頃である。
東京本部に新設された「特販部」の2人。
よく分からないまま、八方破れのランダムな動きを始めて、
今まで知らなかった事がいっぱい分かってきて、
今更ながら、私達が井の中の蛙であったことを思い知る。
また、新しい段階に至るようだ。
今日の脈絡のない話は、私がつい飲み過ぎたからであろう。
まことに申し訳ない。・・m(__)m