谷 好通コラム

2009年05月15日(金曜日)

2207.快洗隊の新店4軒と2軒の改装

今年の6月~8月は大変な時期になる。
6月に大須店の拡張工事が終わり、
7月に、八日市、一宮、八王子に新しい直営快洗隊が3軒ほぼ同時期にオープンし、
8月には東京の足立に大型の直営快洗隊がオープンする。
その頃には安城店が拡張工事も終わっているだろう。
すべて決定事項だ。
三ヶ月間に4軒の新規店と2軒の改装工事を終えるのは大変なパワーが必要だ。
それに従事するスタッフの育成も急ピッチで始めなければならない。
大丈夫だろうか。

 

人の募集は順調で、
これは世の中の不況風が大きく影響しているのだろう。
一度の募集で何十人もの人が応募してきてくれるが、
やはりその半数は、面接のためにこちらから連絡をしても返事がない。
返事も出来ない人達は一体これからどうやっていくのだろう。
面接に来ていただいても、
かなりの競争率となっていて採用できるのは少ない人なのに、
面接の連絡の返事もしてこない人にはどこかで働ける機会は無に等しい。
募集が順調に進んでいるのは嬉しいが、
人ごとながら、日本はこれからどうなっていくのだろうかと、心配になってくる。

 

ここ最近、快洗隊は絶不調である。
5月の連休後半が雨にたたられ拍子抜けになったのをキッカケに、
13日14日の土日にくっきりと「雨マーク」が付きっぱなしで、
今週は最初から客足が遠のいた。
特に愛知県においてその傾向が強い。
自動車産業の不況は、自動車メーカーの集まる愛知においてより深刻で、
街から外国人労働者が消え、ずいぶん静かになったような気もする。

 

それでも愛知・関西の快洗隊では前年をかろうじてクリアし続け、
しかも、関東の快洗隊では前年をオーバーしている。
良質な商品を提供し続けるということは強いなあ、と思っていたが、
この一週間、連休後の「雨マーク」にここまで影響されるようになったのは、
やはり不況の影響を考えないわけにはいかないのだろう。

 

こんな時期に、
4軒の新しい快洗隊のオープンと、
大幅な改装工事を2軒で行うのは、無謀でしかないのかもしれない。
少なくとも「今までどおり」のやり方では通用しないだろう。

 

ユニクロ、餃子の王将、任天堂、和民、マクドナルドなどの成功から学ぶべきを学び、
快洗隊として何をどうすればいいのか、
真剣に考え、実行していかなくてはならない。

 

4軒の新しい快洗隊のオープン。改装工事を2軒。
これはやる。

 

ここまで苦労して開発してきてやっと得たチャンスを、
一週間足らずの暇さにビビッて放り出すような事では、これからも何も出来ないだろう。

 

今日は竹内グループの、
つまり愛知県の三河地方にある刈谷、知立、安城、岡崎店の四店舗、
四月予算全店達成の達成会であった。
四店合計で1630万、1店平均407万の売上げは立派なものだ。

 

ここ一週間、暇な日が続いてちょっと弱気になったのは、
気の迷いであろう。

 

達成会は近所の中華料理屋さん「伍島園」。
スタッフはもちろん、アルバイトさんから、奥さん、彼女まで総勢で25名。
車に乗ってきている人が多いので酒は飲まずとも、
食べに食べて、みんな腹いっぱい。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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