谷 好通コラム

2008年08月22日(金曜日)

1999.仙台で新しい縁と出会う

今日は仙台。
中部空港発朝8時30分のANAに乗って仙台にやってきた。
8時10分にJALの便があったので本当はそれに乗るべきであったのだが、
ANAの便の飛行機が、
私の大好きなプロペラ機のDHC8-Q400だったのだ。

 

とうとう中部⇔仙台便もプロペラ機になってしまった。
ずいぶん以前はボーイング767という中型のジェット機だったのが、
しばらく前からボーイング737-500、
あるいはエアバスA320という比較的小型のジェットに変わった。
それでも満席になることはまったくなく、
とうとう一部の便がうんと小型のプロペラ機になってしまったようだ。
客数が伸びなければ、さっさと小さい機材に変更していくことは当然だ。
しかし、後ろの席の客が言っていた
「この前のJAL便はジェットだったから、それに乗ればよかった。」と。
やはり一般の人には、プロペラ機は怖い飛行機なのだろう。
私のように喜んでわざわざプロペラ機に乗る方が変なのかもしれない。

 

プロペラ機は高度が5000m程度と低いので(ジェットは10000m前後)、
下の景色がよく見えて嬉しい。
仙台へ飛ぶ便は中央アルプスから北アルプスにかけて見ることが出来るはずなので、
しかも高度が低くければ、槍ヶ岳とか穂高など3000m級の高い山が
眼下に至近距離で見えるのではないかとワクワクで、
よく見えるはずの「A」の席をわざわざ取ったぐらいだ。

 

 

しかし、期待は裏切られた。
高度が低いプロペラ機と高い所を飛ぶジェット機では飛ぶコースが違うようで、
いつもより、うんと南側を飛んでいたようで、
アルプスはるか左の方に小さく見えただけだったのにはがっかりした。

 

 

仙台では快洗隊スタッフと営業職候補者を面接した。
Webでの募集で、仙台の応募は20名ほどだったが書類選考で7名に絞込み、
1名は連絡が取れなかったので結局6名の面接になった。
私の場合、面接は直感である。
最初の2.3分で大体決まってしまう。
面接側からすると最初のしばらくの時間は緊張しているので、
本来のその人が出ていないのかもしれないので、
一概にその方法が良いとは言えないが、
たくさんの事を聞いていってもやっぱり同じなのだ。

 

今回の面接でも新しい仲間が増えた。
全国で100名に近い応募者があったので、
今回は何人の新しい仲間を増やせるか楽しみである。

 

今年の愛知の夏は以上に暑く、過酷なお盆商戦となり
お盆直前に入った新人が「もう続けられません。」と何人も辞めてしまった。
「今の若い者は根性がない」と片付けられる問題ではない。
一番厳しい時期に入社した人に対する教育期間の扱いを
根本的に見直さなければならない。

 

これからどんどん店舗が増えていって、
技術を習熟し、快洗隊としての接客を身に付けたスタッフを
どんどん増やしていかねばならないこの時期に、
体がまだ慣れていない研修期間に、脱落者が多く出るようでは先がない。

 

もうすぐ20店舗に近づいてきて、
新人社員の教育制度を、今一度、再構築すべき時期に来ている。

 

仙台で新しい仲間になるであろう面接者と会ってそんなことを思った。

 

 

仙台では新しい縁といっぱい出会えたような気がする。

 

とてもいい一日であった。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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