2008年05月01日(木曜日)
1904.四月もやっと終わりますね
もう四月が終わる。
(日付が変わる前に書きました。)
街中のガソリンスタンドには
税金が上がる前に満タンにしようと車が並び、
てんてこ舞いで洗車どころではなかっただろうと思う。
そう考えると、
私たちの快洗隊は本当に恵まれていると思う。
お客様のお車をキレイにすることだけを集中して考えればいいのだから。
揮発油税の暫定税率にまつわるゴタゴタで、
誰が得をしたのだろうか。
しかし、少なくとも、ガソリンスタンドの人たちは、
政治の駆け引きのおかげで何百万円単位で損失を出した上に、
お客様に頭を下げっぱなしで、
「何で俺たちが、謝らなくっちゃいけないんだろ。」と、
何とも、理不尽な心境であっただろう。
この件について、私は何も言えない。
しかし、一つだけ言えば、
道路は出来ればできるほど便利だけれど、
天文学的な借金をしてまで、
また、こんなに税金を負担させてまで
作り続けることに意味があるのだろうか。
地方経済の活性化と言うが、
田舎のほとんど車が走っていない高速道路を走ると、
作れば作るほど維持費がかかるので、余計に地方の赤字が増えるだけのように思った。
誰のために道路は作るのか。
作るために作っているだけではないのか。誰かのために。
そんなことを言っても、SSではとりあえず目の前にいるお客様のことで精一杯。
誰かに恨み言を言っても誰も聞いてくれない。
がむしゃらに四月が通り過ぎるのを耐えるだけなのだろう。
そんな中で、
各務ヶ原石油の春岡通りSSでは、たった150坪あまりの店舗で、
新入社員の女の子と男性社員2人の3名で、
レギュラーガソリン9,000リットルと他にもいっぱいの給油をした上で、
洗車とコーティングを15万円も仕上げたと洒井社長が言っていた。
想像を越えた仕事量であったと思う。
杉店長はとんでもなくすごいのだ。
「・・・・だから、出来ないのは仕方ない」とは絶対に言わない人なのだ。
洗車の世界では、
今年の四月は去年のような忙しさはなかった。
去年は四月に飛んできた黄砂が、今年は三月に来て三月が忙しかったが、
四月はむしろ雨が多くて洗車の需要が少なかったのだ。
その四月が終わって、快洗隊の店長たちから次々と月次報告が送られてきている。
その中でも、甚目寺店が最後の最後で奇跡の予算100.1%で達成。
執念としか言えない達成だ。
きっと今日も、みんなで「おちょぼ稲荷」にお礼参りをしていることだろう。
14店舗の直営店のうち、前年を上回ることが出来たのは6店舗。
8店舗が前年を下回った。
しかし、その8店舗からの報告の中で「雨が多かったから」とか
「黄砂が来なかったから」などと書いてくるものは一人もいない。
「絶対に五月は予算を達成する」と悔しさを次のエネルギーに変えている。
「・・・・・だから出来なかった。」
「・・・・だから仕方ない。」は、快洗隊の禁句なのである。
そう言えば、
先日雨が降った日、知立店に寄ったら、
私がいた1時間の間に、
雨の中で三台のお客様が、洗車とキーパーを注文されていた。
「雨が降っているから洗車をする人がいない。」は、ここでは通用しないようだ。
スタッフも当たり前のように車を洗っている。雨の中で。
不思議な、不思議な時間だった。