（この話は１月２日に書いたものです。）

ドキドキの年末が終わって、今日はお正月も二日目になっている。
道路はガラガラで滅多にトラックも走っていない。
世の中から働いている人がいなくなって、
みんながお正月を楽しんでいるようだが、

とんでもない。

年中無休のコンビニは日本国中一軒も残らず開いているし（多分）
あらゆる公共交通機関に働く人、
運転手さんもパイロットも、駅員さんもスチュワーデスさんも、売店の人も、
みんな働いている。
それから、デパートは掻き入れ時だし、おもちゃさん、本屋さんも開いている。
牛丼の吉野家も、カレーcoco一番屋、マクドナルド、ケンタッキー、
ほぼ全部の外食フランチャイズが開いていて満員である。
警察官も、消防士も、救急隊員も、病院の看護士さん、救急待機の先生も、お正月無しで、
郵便局の人、養老院の職員さんもだ。
酪農の人たちや、養殖を営んでいる動物を相手にしている人はお正月は関係なし。
だから、動物園の職員も獣医さんも休みなしであろう。
日本国中の神社とお寺は間違いなくお休みなし。
イオンも、アピタも、ヨーカドーも開いていて、
だから、そのテナントさんもシネマも残らず活動していて、
ガードマンの人たちも同じだ。
24時間営業のセルフスタンドは100%店を開けている。
ホームセンターも家具屋さんも、ほとんど開いていて、
ドライブショップはオートバックスもイエローハット、ジェームスも皆店を開けている。
だから、オートバックスさんの中にある快洗隊・相模原店も大忙しだったらしい。

考えてみれば、お正月休んでいる人って誰だろう。
製造業の人。農業の人。商社の人。卸売りの人。流通業。学校の先生。役場の職員。
それから学生・・・・。
これらの人も一部の人は働いている。

休んでいる人たちは全体のどれくらいなのであろう。
働いている人はどうなのだろう。
そう考えていくと、よく分からなくなってしまう。

私はお正月に働いたことがない。
独立した頃、一年間ほとんど休んだことはなかったが、
お正月だけは休んだ。
「日本人は、やっぱりお正月は休まなくっちゃ」なんて言っていたことが、
今では何か恥ずかしいような気がする。

洗車屋もサービス業なのだから、
本当はお正月も営業すべきなのかもしれない。
しかし、あの年末の極端に忙しい期間を考えると、
そのあと、また引き続いてお正月のラッシュを考えるのは、
誰でもちょっとツライだろう。

しかし、
昨日も今日も店を開けて、
「忙しかったですよ。年末並みです。」
と言っていた相模原店の鈴木マネージャーの言葉を思い出すと、
「初洗いは、○○快洗隊でさっぱりと」なんてキャッチフレーズがチラシに載るのは、
そんなに遠い未来ではないかもしれない。

いずれにしても、
洗車屋の年末はとにかく忙しくてツライこともある。
日頃の作業も含めて、あのツラサはどうしても解決しないと、
洗車業というものが世の中の当たり前の業種にはなり得ないのかもしれない。
そんなことを毎年思い、色々と考え、色々な物を造るのだが、
どこか根本的なところを考えなければいけないような予感がしている。
それが出来た時、
初めて、他のサービス業と同じように正月営業を始められるのだろう。

今年もやらなくてはならないことが多い。

今日の午前中、山に登って来た。
と言っても、高低差３００mぐらいの坂と階段を登って神社に行っただけである。
三重県の菰野町にある「福王神社」という所。
30年以上前から、
親父に連れられて毎年のお正月恒例の行事として登っていたのだが、
足がつらくなっていたこともあって、昨年、初めてサボってしまった。
で、今年はまた絶対に登りたいと思っていたのだ。
しかし、膝の関節に溜った水が原因で、
長く立っているのさえしんどくて痛くなっているような状態で
「どうしよう」と最後まで迷ったが、
息子と一緒に行ってもらって、私がどうしても登れなかったら、
私の名刺と賽銭だけ持って登ってもらうつもりで、行くだけは行く事にした。

それで、結果はというと、杖を頼りにいつもの二倍くらいの時間をかけて、
最後まで登ることが出来た。
本当に大変ではあったが、まだ、登ることが出来た。
幸先のいいスタートである。
ところが、神社で引いたおみくじが、なんと“き〇う”であったのだ。
（この神社は本当に出すのだ。それも結構な確率で。前にも弟が引いた。）
「俺は人より何倍もしんどい目をして登ってきたんだから、もうちょっとイイの出してよ。」と、
ブツブツ聞こえないように文句を言ったが、しょうがない。
で、もう一度引き直したら、もちろん“吉”であったことは言うまでもない。

みなさ～ん。私はまだ元気なようですが、
あまり運が着いていないようですので、今年は皆さんがどうか頑張ってくださいね。(^・^)

話には全く関係ないが、孫。