2006年11月14日(火曜日)
1512.はずしてしまった
今日は「KeePre コーティング技術認定資格研修・検定会」の第二回目。
前回と同じく先行店として全国から集まっていただいた 。
今回の二回の研修と検定会は、
今後、全国展開されて行く“認定資格”と“KeePreプロショップ”のための
先行のテスト研修と検定である。
この企画自体はもう一年ほど前から検討されてきていたのだが、
なかなか結論が出ず、
時間ばかりが過ぎ、
「このままでは、いつ実行できるか分からない。
とりあえず、この時点で良いと思った方法で、研修と検定からはじめてみよう。
やってみなければ、結局何も分からないのではないか。」
ということで思い切って始める事に下のだ。
だから、まだ完全な形で行なわれるわけではない。
不具合が出たら、その場で何とかカバーして、
次の日にすぐさま修正する。
あるいは、次回の研修・検定までに修正してより良いプログラムを作りたい。
参加の皆さんには御迷惑をおかけすることもあるかもしれないが、
そこは、すでにKeePreなどを十分にやっていて、
経験も豊かで成果も上がっている店舗の方々を選抜して、
多少の不具合、不便を吸収してもらえることを期待した。
第一回目の参加者は20名、北は岩手県から南は九州まで
背負っているマークもバラバラで、みんなKeePre使いとして実力者ぞろいで、
研修も、検定も多いに盛り上がった。
そして、毎日の日程が終わってからアンケートを配り、
一人一人のご意見、ご感想、ご要望を、いっぱい書いていただいた。
その要望一つ一つを一生懸命に検討して、
今日からの二回目の研修と検定に活かしたものにする。
スケジュールの時間配分も大幅に見直した。
一回目の参加者からいただいたご要望、ご意見の例。
1.「夜、食べるところが無いので不自由した。自転車でも置いたら便利ではないか。」
※さっそく自転車(ママチャリ)を近くのホームセンターで三台買って置いた。
2.「昼ごはんが、三日とも冷えた弁当でちょっとイヤになった。」
※第一日目を、外食にしてみんなそれぞれに食べに行くことにした。
ただし二日目と三日目は、午前のスケジュールが終わるのがバラバラになるので、
やっぱり弁当にする。
3.アンケート・「検定に公平感はあったか」に対しては、皆さん低い点数であった。
※配点と採点項目を皆で吟味し、同じ基準で採点できるように打ち合わせた。
※検定前に、こちらのスタッフにKeePreコーティングの実技をやらせ、それを皆さんの前で採点をし、その根拠を説明して採点の基準をお知らせした。
※検定を受ける人一人に対して採点者を二人にして、その平均を取ることにした。
※これが一番うまく行ったような気がする。
4.「片づけは研修者がすべきでは無いのか。片づけまでが仕事なのだから。」
※これは、一日目から実行し、研修者にも好評であった。
5.アンケート・「研修内容のレベルはどうか?」これには低い、ちょうど良い、がほとんどで高い、が無かった。
※遠慮せずに、高いレベルを要求する事にし、高いレベルの知識をどんどん出すようにした。
まだ、たくさんの改善点が研修者から提案され、
私たちのスタッフからもそれに倍する改善点が提案されて、
二回目の研修、検定会には30以上の改善が施される。
本社のある中央トレーニングセンターで、
かなりのブラッシュアップが出来たと、気負って二回目の研修を迎えた。
今日の最初は私の出番であった。
一回目では、一時間を使い、「日本に新しい洗車文化を」とぶち上げたのだが、
どうも、ストーリーのシンプルさに欠けたと感じて、
今度は、同じくらいの話を30分で話すと宣言し、
しかも、地域のトレセンでの実施も考えて、パワーポイントを使って話をする。
話を始めてわずか2分。
あっという間に何を話しているのか分からないほど乱れてしまった。
30分の話という慣れない事をしたので、
無理して話を端負ったので、ストーリーが消えてしまったのだ。
「あ~~~~、はずしてしまったぁ~」と思いながら、何とか立て直そうとするが、
もう遅い。
結局、メロメロなまま終わってしまった。
しかも、しっかり50分も使ってしまったのだ。
今回の研修、前途多難である。
何でも自分が、自分がと張り切っても、空回りするものか。
あとを、皆に任せたら、
みんなキチンとやっていて、ちょっと安心、
すでに私は、蚊帳の外状態か、ちょっと寂しい。
でも、まだ、私の出番はいっぱいあるのだ。