2006年08月01日(火曜日)
1445.DIAMONDKeePre
ダイアモンドキーパーを発売してから二ヶ月あまり経った。
もう何百組かのダイヤモンドKeePre導入技術研修が進み、
順調に出荷も続いている。
ここまで来るのに1年以上、いや、もう2年ぐらいもかかっているだろうか。
開発番号VP-12の原型がドイツSONAXから提供されたところから始まり、
アイ・タック開発部での何十台ものテストを経て、改良が進み、
ある時、劇的な改善を実現したアイデアがアイ・タックの研究所から出され、
それからまた何十台ものテストが繰り返され、
ようやくたどり着いたVP-33。
その間、なんと21回ものテスト品と改良があったわけだ。
それが「ダイヤモンドキーパー」と命名された。
施工技術についても、
下地処理のために、数え切れないくらいの種類のポリッシャーとバフが試され、
塗布スポンジが造られ、何十種類もの拭き上げクロスが試された。
“塗り”の技術についても同様だ。
その主役になったのが開発部・増田貴志。
上司の部長に相談しながら、ひたすら車を磨き、VP-12~33を塗り続けた。
※頭を坊主同様に短くしても、2週間でここまで伸びてしまう発毛のお手本のような増田貴志。
そんなダイヤモンドKeePreの導入店から、
その圧倒的な艶と撥水に、
お客様からの支持が得られ、
かなりの実績の積み上げがあったと報告が届いている。
と同時に、実際の店舗での施工に、
テスト段階では思いもよらなかったような悩みも寄せられる。
それに答えるべく、日本国中からプロ中のプロが集まり、
技術検討会を開く。
あらゆる環境の中で、
あらゆる状況の下を想定しての施工が試され、
その対応策を作り上げていく。
増田渾身の研磨
塗装のプロ中のプロ、田中氏。千葉から駆けつけてくれた。
谷専務は、実は10年以上の磨きの経験を持つプロなのです。
磨きとコーティングの第一人者M,sの西岡氏、北海道からだ。
こんな技研活動が、まだこれからもはてしなく続き、
ダイヤモンドキーパーも、もっともっと進化していくのである。
八月末オープン予定の快洗隊・大須店は、
たった50坪の店舗。
たくさんの台数をこなすことは無理なので、
ダイヤモンドKeePreを前面に押し出しての出店となる。
もちろん、もう1つのボディガラスコーティング
低撥水と高発色、防汚性能抜群の「アクアキーパー」とコンビである。
今、上海のホテルでこれを書いている。
久しぶりの上海である。
今の上海事務所は、浦東の好立地ではあるが、
かなり狭い事務所で、この狭さが活気と充実を感じさせ、最高のムードである。
メンバーは、アイ・タックの上海進出のきっかけとなった頼さんを所長に擁し、
上海快洗隊で、実戦的技術を十分に身に着けているたくましい喩さん。
頼さんの会社(頼さんは自分の会社として5軒の洗車屋さんを持っている。)の、
劉(?)さん。
同じく頼さんの会社の指導部長的な存在の郭さん。
そして、現・?快洗隊酒部社長の後を引き継ぎ、
上海を担当するアイ・タック?経営企画本部長補佐の河合さん。
左から、劉さん、喩さん、頼さん、河合さん