2019年02月27日(水曜日)
2.27.塗料の飛沫飛散事故のリカバリーにKeePerの技術
建物をペンキ塗りした時、
とりわけ圧縮したエアーを使ってペンキをスプレーしてペンキを塗った時、
建物の周りに細かい網(ネット)を建物にめぐらせることを「養生」と言うが、
それが十分でなくて、スプレーして飛沫になったペンキ(塗料)が、
養生ネットの外に漏れて飛散してしまい、
飛散した先にたまたま停めてあった自動車に着くと、
自動車には塗料の飛沫が乗って、乾いてザラザラになります。
自動車にはもともと塗料が塗ってあるので、
その塗料の上に飛んできて乗った塗料は乾く途中で一体化して、
ちょっとやそっとでは取れなくなって、
賠償問題になります。
被害者は、塗料を飛ばした塗装屋さんに弁償を要求しますが、
塗装屋さんはたいていの場合、
仕事上で損害を出してしまった場合を補う損害保険に入っているので、
保険を使う訳ですが、
そんな場合に被害を受けた車を持ち込まれた多くの工場では、
そうなった車の多くを「全塗装」します。
「全塗装」は車によって大きく変わりますが、
多くは50万円、高ければ100万円以上もかかりますが、
損害はリカバリーしなければならないので、
保険屋さんは高くても補償します。
ところが
「全塗装」をすれば、見た目は治りますが、
その車はそれ以後「全塗装をした事故車」と見なされて、
車のとしての「価値」が大きく下がってしまうことになります。
塗料の飛沫飛散事故は、
事故を起こした加害者であると塗装屋さんは信用を失ったりしますが、
賠償の金銭的には保険を使えば何とかなります。
保険屋さんは全塗装という大きな出費が出ます。
しかし、被害者は賠償してもらっても、
自分の車の「価値」が下がるとい被害は誰にも保証してもらえません。
この事故、塗料の飛沫飛散事故→全塗装では誰も得をしないのです。
ところが、
私達のKeePerの技術には、
コーティング前の前処理で、
塗装の上に乗っているあらゆる汚れを取り去る技術があって、
その技術を、塗料の飛沫飛散事故の場合は、ちょっと特殊に使えば、
自動車の塗装の上に乗った塗料の飛沫は「汚れ」とみなして、
元々の塗料に大きく影響を与えることなく、取ってしまうのです。
簡単ではありませんが、取れます。
KeePer汚染除去技術は、実は半端ではないのです。
たとえば、一般にコーティングをする場合、「鉄粉取り」を特別に行いますが
KeePerの場合、コーティング前に行う「爆白」または「爆ツヤ」で、
汚れ取りを念入りに行うと、
多くの鉄粉は汚れの上に乗っているので、
汚れ取りで軽い「鉄粉」ならば取れてしまうのです。
だから、KeePerを施工していただいたお客様は
「鉄粉取り」を請求されることは少ないのです。
もちろんひどく鉄粉が着いている場合は、
アイアンイーターとか、BDCとか特殊な薬剤も使い、
トラップ粘土とピュアアップ4という特殊な洗剤を使った鉄粉取りで、
苦労して取ることもあります。
そんな場合にはちゃんと鉄粉取りとして料金を頂戴します。
製鉄所の近くに位置しているLABO東海店LABO福山店では、
鉄粉取りは大きな収益源になっています。
いずれにしても、鉄粉がどんなにひどくついても「全塗装」はしません。
だから、
塗料の飛沫飛散事故でも、色々な方法を取りながら、
元々ある塗装を100%活かしながら、塗料の飛沫を汚れと見なして、
結局、取ってしまうので全塗装はしません。
今までに塗料の飛沫飛散事故の車は2000台以上やって来ましたが、
取れなかった塗料飛沫(ペイントミスト)はありませんでした。
丁寧に、塗料飛沫を取って、
つまり汚れを、きっちり取って、
最後にダイヤモンドキーパーをかけて施工すれば、
その車は、被害者が驚くほど喜んでくれる結果になります。
費用も全塗装ほどは全くかかりません。
もちろん、その車の「価値」も全く下がらず、
査定でもしていただければ判りますが、むしろ大きく価値が上がっています。
だから、
誰が喜ぶといって、
被害者の方が一番喜んでくれます。
そんな特殊なニーズが最近増えてきました。
そんな事故に関わったすべての皆さんが喜んでいただければ、
それで、私たちもとても嬉しいと思っています。