谷 好通コラム

2005年04月16日(土曜日)

1158.米式連続洗車?

「L字型アームによる90%超スピートセルフ洗車」は、
アメリカにおける新しいトレンドとなりつつある。

 

それに対して、伝統的な「大量連続洗車」は、
いまだにアメリカにおける洗車シーンの主流である。

 

まずは、そのプロセスを見ていただきたい。

 

まず受付。
この受付で洗車の注文をする。
この店では、「洗車の受付時にガソリンの給油を受けることが出来る。」

 

 

受付をしたら、室内をバキュームする。

 

 

連続洗車機の中に入れられた車は、最初のゲートで高圧水?をスプレーされる。

 

 

その次のゲートから泡が出て、その後ろでスタッフがタッチアップ。
一生懸命洗う。

 

 

泡だらけの車を、水スプレーで泡をすすぐ。
この後ろのゲートで、注文されていればワックスがスプレーされ、また水すすぎされる。

 

 

固定式エアーブローで、ちょっとだけ水を飛ばす。

 

 

連続洗車機から出てきた車を、たくさんのスタッフが仕上げる。
拭き上げは、意外と丁寧であって、ステップからトランク、ボンネットまで拭いていた。
そして内窓、ダッシュ周り、最初にされるバキュームまで入れると、
アメリカでの洗車は室内清掃込みが普通であるようだ。
これで1500円ぐらいは安い!

 

 

作業が終わったら、「出来ました!」って感じで手を上げる。
そうすると、車の持ち主が近づいて、“チェック”をする。
ほとんどの客が、「ここっ、まだ拭いてないじゃない。だめっ!」っとクレームをつけている。

 

 

クレームの部分をやり直した上で支払い。
この時に、正規の値段に加えて、大体20%ぐらいの“チップ”を上乗せして払う。
しかし、その仕事が気に入らなければ払わなくても良い。
スタッフは、そのチップが大切な収入源なので、一生懸命やるようだ。
(写真ではH.オサムがチップをもらっているように見えるが、
トニーさんにチップの払方を教えてもらっているところ。)

 

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