谷 好通コラム

2005年04月10日(日曜日)

1154.TEXAS快洗隊?

8日、午後4時過ぎまでショーを見学したあと、
この日はもう一つ大事な見学があった。

 

トニー谷川さんが、
ショーの開催地であるSan Antonioで見学できる洗車屋さんはないかと、
事前に探しておいてくれたところだ。
その名も「Ranger Rapid Wash」

 

“Rapid”とは、“速い”ということを意味する。
“速い”ことを中国では「快」という文字で表現する。

 

“Wash”とは“洗う”こと。つまり「洗」である。

 

“Ranger”とは、「隊」に通ずるところがある。

 

つまり、「快洗隊」を意味的に英語で作れば「Ranger Rapid Wash」に通ずる訳だ。

 

ちょっと無理にこじつけた部分もあるかもしれないが、
アメリカのTEXASにも「快洗隊」が有ったということだ。

 

言ってみれば「TEXAS快洗隊」
滅茶苦茶かっこいいではないか。(*^。^*)

 

トニーがウェブサイトで洗車屋さんを探していた時、
この「Ranger Rapid Wash」の名前を見て、「これだっ!」と思ったそうだ。
早速、電話で、見学の交渉をしたところ、
オーナーのRobertさんは、快くOKしてくれたそうだ。
こんなことは合理主義のアメリカでは珍しいこと。
これも何かの縁であろう。

 

Robertとはショーの会場で待ち合わせをしていた。
しかし、私たちが会場で夢中になって色々なブースで話をしてしまって、
約束の時間をオーバーしそうになり、
トニーがお詫びの電話をして一時間ほど待っていただいた。
全く申し訳ないことをした。

 

午後4時過ぎ、こんな失礼にもかかわらず、
Robertさんは、私達を快く歓迎してくれた。
ありがたいことである。

 

早速、Robertさんの車に先導してもらって、
彼の洗車場「Ranger Rapid Wash」に向かう。

 

会場から出てちょっと行った所にアメリカの観光名所「アラモの砦」がある。
Robertさんはわざわざその場所に私達を誘導して見せてくれた。
(その意味はあとで分かった)
※デビー・クロケットが闘った「アラモの砦」。四百年前のそのままであるそうだ。

 

 

 

彼の洗車場は、
San Antonioのダウンタウンから20~30分離れた静かな住宅地の中にあった。
この辺の風景は、
アメリカ映画で出てくるような広い敷地にゆったりと家が建ててあるあれだ。

 

 

そんな静かな住宅地を行くと「Ranger Rapid Wash」があった。
入り口には「CAR WASH」の一言。

 

 

「Ranger Rapid Wash」の全景。
奥の方に見たことがあるような建物がある。
これは「アラモの砦」ではないか。

 

 

千坪以上は裕にあろうかという広い敷地に、
タッチアップエリアと言うか、掃除機掛けをする場所と言うか、
居心地の良さそうな設備があって、
何人かが掃除機掛けをしていた。

 

 

そして、この洗車場のメイン施設「アラモの砦」あらぬ洗車機設備。

 

 

なんとも古びたようなこの建物は、
実は、最新鋭のハイテクのカタマリ。
ものすごい設備であったのだ。
この建物の中に装備されている機械類が約4,500万円。

 

 

そして、ここから上がってくる収益が月400万円から500万円であると言う。
無人で!
こののどかな雰囲気からは到底想像できない数字である。

 

次の話で、今、アメリカでもっもとトレンドと言われる洗車を見せる。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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