2005年04月10日(日曜日)
1153.洗車ショーの続編
San Antonioでのショーは、洗車機のオンパレードであり、
それも、日本では見たことが無いような圧倒的な「タッチレス洗車機群」であり、
圧倒的なコンポーネントを自在に組んだ「連続洗車機群」であった。
日本の洗車機とは全く違う。
見たこともない洗車機ばかりであり、私はすでに圧倒され、
ワクワクの少年のようになっていた。
アメリカでの洗車は機械を使った洗車が多く、
その規模もケタ違いであって、圧倒的なその存在に
自分たちが日本で作り上げてきた快洗隊が、
とっても小さなことに思えてきてしまった。
しかし、
それでも何とか気を取り直して、続けて観る。
あちらこちらのブースで質問をぶつけて、貪欲に聞き、理解しようとする。
せっかくここまで来たのだ。
感心しただけで帰ったのでは、全く意味がない。
日本とは全く違った洗車の在り方を、その機械群からひしひしと感じて、
そこに新たなチャンスがないかを、
神経を研ぎ澄まし集中しながら、食い入るように見る。そして聞く。
通訳をしていただいているトニーも、すごいエネルギーで相手にぶつかってくれる。
ありがたいことだ。
今回のショーへの出展は、主なるものは洗車機であったが
他にも色々とあるが、
そのほとんどが、セルフの洗車場か、
途中で多少人が介しているとしても、大規模な機械を使った洗車場の為の物が多い。
連続洗車機がコンポーネントを組み合わせているので、
エアーブーローだけのメーカーも何軒か有った。
L字型のタッチレス洗車機のセルフ洗車場のためのインジケーターサイン。
同じくL字型タッチレス洗車機を据えつけるための建物が展示されている。
何かのための名前入りカラーコーン。私がこれがひどく気に入った。
日本に帰ったら早速造って見たい。
連続洗車機のための車を自走させる装置。
これは面白いし、安全性も優れているように見えるが、
こんなんで強度は十分なのであろうか。
セルフの手洗い洗車場用か?
高圧スプレーのガンなどを、頭の上に設置したアームにつけて使う物。
なんとなく使いやすそうに思えた。
また、色々な形をしたケミカル・ルブリケーターもあったが、
基本的にはそんなに変わる物ではない。
しかし、ケミカルごとにホースの色を変えるなど、
楽しいデザインと同時に、
ホースの色によってケミカルの間違いを防ぐ機能性を持たせ、
独自性を出している。
今回すごく気に入ったものの一つ。
バカでかいモーターを使った掃除機。強烈な吸引力の割には音が低い。
そして意外と安い。
私は「これを買うから、手配をして欲しい。」と言ったら、
「サンプルとして貸し出すので良いと思ったらお金を払ってもらえればいい。」
と言う。
そして契約書を交わして、代理店になってくれと言う。
ふ~~ん。代理店?
アイ・タックが掃除機の代理店?
このバカデカイ掃除機、はたして日本に来るのであろうか。