2002年07月16日(火曜日)
471話 新幹線に乗って
大阪からの帰り
また、新幹線
新幹線にマイレージがあれば、一体どれだけ貯まるであろう
飛行機に乗る機会がめっきり減ってしまった
常務・部長・課長クラスが、単独でスクールとかセミナーをやるようになってから
私の出番が減って
特にローカルに行く機会がほとんど無くなってしまった
最近、行くのは大阪、東京ばかり
だから新幹線が多い
下手すると会議の時にしか会わないスタッフが、随分いる
いけないことだ
全体が見えなくなって
このままでは、判断が偏ってきてしまう
もっと、もっと飛行機に乗ることを心がけよう
新幹線に乗っていつも思うこと
車内スタッフのクォリティーの低さ、バラツキのひどさ
新幹線の車掌さんは年齢の高い人が多い
びっくりするほどの笑顔で、丁寧な言葉遣いの人もいれば
役人のように、えらそうな物言いをする人もいる
役人には自分が権力者であるかのように、勘違いしている者がいる
特に、何かの申請を受け付ける人
その中でも、補助金に関する申請を受けつける人は
申請する方が意味もなくペコペコするからか
「やってあげる」とか「認可してあげる」とか
そんな表現をする人が多い
JRの車掌さんの中にも
たまにではあるが、そんな人がいる
JRが国鉄であったときの役人根性が、まだ残っているのか
ものすごく感じのいい人もいるが
接客業であることを自覚していない人が
少数ではあるが、いる
若い車掌さんで、いい感じを受けたことはほとんど無い
笑顔を持って客と接する人は、まずいない
何故かはよく分からない
女性パーサーの仕事振りも、クォリティーのバラツキがひどい
「パーサー」という名前は
もともと飛行機の客室乗務員の
(昔はスチュワーデス、今はキャビンアテンダント、略してC.A.)の
責任者クラスの人への呼び名であった
だから「パーサー」とは、本来ステータスの高い役割の名前であった
それを、JRは、女性客室乗務員全員の呼び名にしてしまった
一時は、飛行機のC.A.から激しい反発があったが
べつに商標登録されているものでもないので
JRは、その声を無視して
「パーサー」の呼称を決めてしまった
パーサーの仕事は、車内アナウンスによれば
「旅のご案内、お手伝い」だそうだが
その実
紙オシボリ配りと
検札、車内ワゴン販売
メインの駅に到着直前に回って来るごみ集めは、大変ありがたいが
集める気が全く無いかのように
トットと通路を歩いていってしまうだけの場合が、結構多い
以前一度
列車のダイヤについて質問をしたことがあるが
チンプンカンプンであった
また、外国人が質問をしたときには
私でも恥ずかしくてしないような、単語を羅列しただけの英語で応え
その外国人は、質問を途中であきらめてしまった
「旅のご案内」は、チョッと無理か
なにより、気分が悪くなるのが
名古屋―東京など、停車しない時間が比較的長い時
車掌室の前で
年配の車掌と若い女性パーサーが
雑談に花を咲かせていること
キャッキャ喋っているとき
客の姿を見ると、突然だまり、通り過ぎるとまた、はしゃぎ始める
こちらは、まるでシカトされたように気分になってしまう
サービス業において
仕事中、スタッフ通しでの私語は厳禁である
しかも、シカトと取られるような態度は
顧客に対して、最悪の失礼に当たるものである
今日は、実は、歯が痛い
大阪での仕事は、一生懸命やった
出来も悪くはなかったと思う
聴いていただいた方達の熱心さも、大変うれしかった
感謝である
その帰り、歯が腫れてきて
かなり痛い
昨日、前兆が有ったので、歯医者さんに行って治療を受けている
だから、心配をすることはないが
日曜日のレースの後、疲れが退かないまま、今回は、少し無理をしたら
歯に来てしまっているのだ
腫れる事が分かっていたので、覚悟は出来ていたが
応える
だから
新幹線に乗って
今まで気にならなかったことまで、カリカリしてしまっているのだろう
分かっちゃいるが
イラついてしまう
※今日の儲けもの
大阪で食べた「たこ焼き」
「たこ焼き」を自分で焼くのだ
美味かった
ここは是非もう一度来たい
思ったより、たこ焼きを焼くのは難しかったが
面白かった