谷 好通コラム

2018年09月21日(金曜日)

9.21.ちょっと雨が降り過ぎですね

猛暑の夏が過ぎたら、猛烈な台風が来て、
その後は秋雨前線がずっといて、雨が果てしなく降り続きます。

 

今年の秋の懸垂幕は「天高く、もっときれいに」と、
秋晴れを意識したコピーでしたが、だめですね。
たまに晴れ上がっても、
週間天気予報の晴れマークの後ろの日に必ず雨マークがあって、
これでは洗車マインドが上がるはずがありません。

 

しかし、洗車での来店台数が大幅に少なくても
キーパーコーティングの注文はいつも何台かあって、
それなりに仕事はあり、売り上げもそれなりにあります。
ここまで雨が降って
洗車の来店客数が減っても、
ダイヤモンドキーパーの施工台数は、意外にも、前年より伸びているぐらいで
来店台数が減るほどには、売り上げは減りません。
それでも洗車がないと手持ち無沙汰で店はまったく盛り上がりません。
洗車があると、
車内清掃もあるし、ウィンドコートもあったり、
ヘッドライトクリーン&プロテクトがあったり、
もちろんキーパーコーティングや、
ホィールコーティングやアンダーコートなど色んな仕事があって、
変化に富んだ一日になって、
お客様の喜びも色々あって、楽しく盛り上がります。

 

「洗車」とは「車を洗う」という限定的な意味だけでなく、
「車をキレイにすること。」全般を表すので、
車を洗う”洗車”が多いと、色々なキレイの仕事に広がって、活気づきます。
しかし雨が降り続いて、
予約でお受けしているダイヤモンドキーパーなどの仕事だけだと
ほぼ、その仕事をこなすだけなので、
ヒマな店になりがちです。
そんな時に、売り上げがそこそこあるので、
余分な人を置いても人事生産性の数字はある程度確保できるので、
余分なスタッフを置いて、掃除をしたりすると、
その店は、間違いなく汚くなります。

 

ヒマな時に掃除をする店は、
ヒマでないと掃除をしなくなって、
忙しい時、つまり店が汚れる時は、
かえって、掃除をしなくなるだらしない店になってしまうからです。
汚いだらしない店で成功することはあり得ません。

 

雨の日は、ある程度の予約の仕事があっても、
洗車の仕事がないので、仕事が単純になって、
ほとんどヒマになります。
こういう時は、適切な数にスタッフを配置して、ヒマなシフトにしないと、
売上がある程度あっても、だらしのない店になって、
いざ晴れ上がった時に間に合わないドタバタの能力の低い店になります。

 

店舗のポテンシャルは、
雨の降った日に、知らず知らずに低くしてしまう危険があるので、
雨が降った日には、躊躇することなく人を減らして、
素早く”雨態勢””雨シフト”を取らなくてはなりません。

 

「人が多すぎると店が腐る。」とは、どんな商売にも言える不文律ですが、
洗車・コーティングの我々の商売においては、
「雨の日に人が多いと店が必ず腐る。」となります。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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