2022年01月28日(金曜日)
01.28.七日間もさぼってしまいました。でも全然コロナではありません。
21日(土)の日、少し遅くまで事務的な打ち合わせをしていて
コミュニケーションのズレに少しイライラッとしながら、
そけでも夜7時ぐらいには帰りました。
家で足が膝下から氷のように冷たし感じて、熱い湯をバケツに入れてもらって
足湯にして暖を取りながら晩の食事をとり、
疲れていたので、その日はもう布団に入ってしまって寝ることにしました。
そんなことがありながら、結局次の日、相当なまでに熱が出て、
今の時期に熱と言えば当然心配になるのが「新型コロナ・オミクロン株」
次の日、いつもの愛知医大に行ってPCR検査を受け、
結果は「陰性」。万歳です。
ただ大学病院は一度の陰性では決して油断せずというのか
次の日、
完全に防護服をまとったいつもの先生が、
緊急の部屋に近いところにある「疑似陰性・・室」と呼ばれる小部屋で、
いつもの担当の先生が、
“まだ一度だけ陰性の、まだコロナかも知れない”私を、
先生は、何の用意も出来ていない不慣れな小部屋で診断してくれた。
コロナではないことを前提として、
なぜ、この高熱が出ているのかを診断していただいたのです。
泌尿器科の先生が呼ばれて、皮膚科の先生もあとから呼ばれて、
あの狭い部屋で出されたのは「ガス壊疽」。
私の主治医の先生曰く、
「命に係わる病ですからこのまま入院、最低二週間は入院です。」
(その後、二回目のPCRも陰性で、普通の扱いに戻れました。)
ということで、私は月曜日から、
何の用意もしていないまま愛知医大病院にまた入院しています。
これは前回受けた手術とは関係なく、
すでに有ったこすり傷から入ったばい菌があまりにも悪く、
ガスを発生するばい菌で、感染した細胞が壊死して手足を切断することも多く
部屋に入ってから調べたネットには
「治療をしなければ100%死ぬ。」と書いてありました。
あるいは「治療しても四人に一人は死ぬ」とも。
その場で、すぐに切開して、傷を何度も洗って、傷にガーゼを詰めて、
縫ったりせずに傷口を解放したまま、しばらくガーゼを交換するのだそうです。
次の日、入院先の皮膚科に行って一回目のガーゼ交換、
(これがまた飛び上がるほど痛い。)
その上で先生が診断されて、
「思ったより範囲が広いので、
(形成外科)で診断と処置を受けるようにして下さい。」指示をもらう。
次の日の形成外科では、
皮膚科からの依頼がすでに届いていて、
患部を見てすぐに切開手術!が始まり、約1時間半。
心の準備も何もないままに、
悲鳴を上げたくなる激痛(局部麻酔があれど)を連続1時間半の深呼吸で耐え、
終わって、説明を聞くと
「見たよりも想像以上に深いので、これから一か月以上かけて、
患部そのものを毎日洗って、洗って対処していきます。」だそうだ。
それに加えて、最新の抗生剤の連続投与。
それが昨日の事で、
今日、私の部屋に四人がかりでやって来て、
言った通りに傷口を、私に連続深呼吸をさせながら、洗って行ってくれました。
早くとも二月いっぱい、これが続くという事です。
しかし、それが”直る”という意味でもあります。
先日、真心に支えられた手術によって得られた約10年余であろう命を、
つまらない恐ろしい病気で不意に亡くしたかもしれない今回の厄介から、
あと1か月余りの辛抱で、何とか逃れることで出来そうです。
おかげさまで、今、ようやく36.6℃の平熱まで下がって、
私にも平和な時間が流れています。
21年間続けてきたこのコラムを初めて1週間だまってお休みしました。
今日からまた、始まります。ただ暫くは病室からです。