2022年07月26日(火曜日)
07.26.この会社の変わったところ
今、この会社がこれから正しく成長して行く為に
ぜひ必要な人材を発掘していく為の面談を続けています。
そこで、面談の相手にこの会社の説明もしなければならないのですが、
その説明をしているうちに気が付いたのですが、
この会社は、自分で言うのも変ですが、ものすごく変わっているという事です。
この会社は、従業員も800人もいて、
それなりに大きな売上げもあって、
東証プライム市場に上場までしていて時価総額が1000億円近くもあるのに
社長とか専務とかのいわゆる経営者と呼ばれる層の人間が、
その辺の零細企業のオヤジと同じように、
何でもかんでも自分でやっていて、
それが当たり前と思っている事です。
このレベルの会社で、社長と専務が、
800人もの従業員の一人一人の名前だけでなく、
それがどんな人で、どこで、どんな風に働いてくれているかを、
一人残らず知っていると断言できるような会社は、
やっぱり変わった会社なのでしょう。
だからこそ強いと言えるとも思うし、
少し以前の、300人を越す位の時までは、
私自身が社員の事はすべて知っていると断言していたので、
その延長で、次の代の経営者がそれを承継してくれていることは
私はそれが嬉しいし、頼もしいと思っています。
しかし、これからまたすぐに倍ぐらいになっていくであろう成長のスピードで、
いつまでも、このような状態が続けられる訳もなく、
手落ちが出て来たり、勘違いも起きてくることもあろうから、
会社全体の人たちの一人一人を
しっかりと正しく解かっているような仕組みを作って行く必要があります。
いわゆる「人事部」なのか「人事課」なのか判りませんが絶対に必要でしょう。
それでいてなおかつ、
経営者たちと従業員の一人一人の気持ちが通じているような
そんな会社になってはじめて、
会社の一人一人の気持ちがお客様と通じ合うような会社になれます。
ここは譲れない所です。
そういうようなことは、
いわゆる経理の部分とか総務的な部分とか多岐に渡るのでしょう。
その組織を造り上げていく軸になってくれるような人を、
一生懸命、捜し求めているのです。
いわゆるCFO(最高財務責任者)と呼ばれる存在です。
このクラスの候補者ともなると、かなりの力を持った人で、
強烈な個性も持っていらっしゃるので、
一日に何人もの候補者の方とお会いすると、
今までにはなかったような疲れ方をしていて、本当にぐったり状態になります。
でも、もうちょっとなので、頑張ります。