2023年05月22日(月曜日)
05.22.ミュンヘンまで後3時間半。大きな地図では「キエフ」が見える。
もう12時間以上飛行機に乗ってる。
長距離の飛行機に乗るといつも思うのだれど、
機内食を出した後は、なぜ畿内をを真っ暗にするのだろう。
寝れる人は寝て、時差調整の意味であることは想像できるのだが
西向き時間が伸びる方向でも、東向き時間が短くなる方向でも、
同じ調子で、食後しばらくすると機内の照明を全部消して、
必要な人だけ、自分だけの為のスポットライトを点けて
本を読んだり、書いたりしたいる。
今回のフライトのように14時間余の飛行中ずっと昼間でも、
窓は13時間以上閉めっぱなしだ。
せっかく世界の地が10,000m上空からのパノラマで見られるのに勿体ない。
私は昔、頭から毛布を被って窓にくっつき、地上の大パノラマを堪能していた。
初心者・田舎者だと思われようが何だろうがへったくれでもない。見たいのだ。
今回は、残念ながら窓側の席ではなかったので、
しぶしぶ、おとなしくしている。
しかし、中央アジアからヨーロッパの地域に飛行機が入ってくると、
まっすぐミュンヘンの方向に向かって飛ばない。明らかに迂回している。
飛行状況を連続で案内する画面で、
広く地域が出る大縮尺の地図の場面では「キエフ(キーウ)」とか「黒海」とか
ウクライナ侵略でよく出てくる地名が地図の中に出てくる。
明らかに、その地域に少しでも近づかないように迂回した航路を取っている。
日本にいる時とはちょっと違う臨場感を少しだけ持つ一瞬だ。