2023年05月29日(月曜日)
05.29.動物園の「飼育員」を英語(独語)で「keeper」と言うそうです。
私は高校から大学にかけて
動物園の飼育員になりたいと真剣に思っていた時期がありました。
畑正憲・ムツゴロウさんの動物王国シリーズなどをいっぱい読んだ影響です。
一度、名古屋の東山動物園に問い合わせたことがあったのですが、
園の係の人に「畜産科」とか「獣医科」を卒業している必要がある。と言われ、
動物園の飼育係は諦めた記憶があります。
あれから、そのことについてはもうすっかり忘れていました。
でも、すべての生き物は、
少なくとも地球上において私達、人類と完全に同じ意味と、
同じ重さの価値を持っていているという価値観を持ち続けていました。
「ダーウィンの秘密」とか「ワイルドライフ」とか大好きでよく見ていました。
しかしそれはそれとして、
仕事は仕事として頑張ってきた訳ですが、
縁あって、理由があって、この度ドイツミュンヘン動物園に行って、
動物飼育スタイルの一つの理想形を見てきたのです。
その時、オプションでベテランの飼育員の方からのガイドを受けたのですが、
その話がまたものすごく面白く有頂天になって聞いたのですが、
その話の中で「・・・キーパー・・・・」と、
キーパーという単語がしょっちゅう出てくるのです。
通訳してくれた山下さんによると、
「キーパー」とは自分達「飼育員」の事を言っているのだそうです。
本当にびっくりしました。
私は、若い時に飼育員になりたいと思って、諦めて、
今の仕事を頑張っている間に、
無意識に、自分達のサービスの名前を「キーパー(飼育員)」にしていたのです。
なんともはや、鳥肌が立つような驚きです、
ますます「KeePer」の名前が好きになりました。
ドイツの動物園は、子供の為の教育機関の一環なんて言わずに
すべての人が、動物たちと共にいることを喜ぶ場なのでしょう。
ピールも飲めるし、当たり前のように食事もできます。