2024年03月15日(金曜日)
03.15.相手をよく知る事。相手に伝える事。率直に伝える事。
今日は午前中にLABO用賀店に行って、
香港から来られている大きな投資家に1on1のIRとTREXKeePerの見学。
まず朝一で専務とCFOにインタビュー、次に社長にインタビュー、
最後に私にインタビューで、後からみんなに聞いたら、
質問の内容は、みんな同じだったそうだ。
同じ質問を会社の主要メンバーにして、
返ってきた答えがバラバラであったら、この会社はバラバラであって、
コミュニケーションすら取れていないという事であり、
将来に多分に不安があるという事であるようだ。
特に私がインタビューを受けた時はすべての答えが一致していたようで、
問題なかったのだが、これはすごく面白いと思った。
よく、会社の中のコミュニケーションは、まず飲みにケーションからと言って、
お酒を飲みながらのコミュニケーションが大切だと言われますが、
この会社の役員は、ほとんど一緒にお酒を飲む機会はありません。
外部の方とのお食事の席ではこちらの役員も揃っていて、
結果的にお酒を飲むことにもなりますが、
その他には、身内の幹部だけで酒を飲む機会はまず皆無でしょう。
会社が終わったら、みんなバラバラに次の出張先に飛んで行くか、
現場の達成会に行くか、
私はあまり食べられないので(カロリーオーバー)、
90%以上の確率でそのまま帰宅してしまう。
しかし、仕事中にずいぶん話をするし、話をすれば真剣に話す。
報告もだいたいリアルタイムでお互いにする。
お酒を飲む機会には却って仕事の話は出ないし、
しても、バカ話の類ですぐ忘れる。
それで、十分のコミュニケーションは出来ていて、
お互いの認識のズレはほとんど無いと言っていい。
だから今回のようなケースでも、当然の結果であって意外でも何でもない。
むしろ彼らの助言・意見が、みんなすごく興味があって熱心に聞いた。
投資家は成功している会社、今後成功する会社を見出して投資しているので、
彼らの意見は、ものすごく実践的であり、
実務なく成功体験もない人の机上の空論より100倍もためにるのです。
厳しいですが、私はこの人たちの言葉を真剣に聞きます。
この会社の為に。
自分自身の為にも。
この有意義な時間の後、東京営業所・トレセンのある三郷に向かいました。
しかし、今日の東京近辺の道路は異常なまでに交通量が多く、
始めから終わりまで渋滞で、
普段は30分のところを1時間半もかかってしまいました。
もう店長会が始まっているのは分かっていて、午後3時前、
腹が減って・・牛丼の吉野家に寄ってしまったのです。
東京営業所の近くの最新型の吉野家。
腹が減っていたからなのでしょうか、めちゃくちゃ美味かったのです。
しかも驚いたのは、
注文を注文カウンターで、対面で、スタッフにするのです。
その上で、料理が出来上がり
持ちされたベルが鳴ったら、自分で料理を取りに行くシステムです。
注文の時点でスタッフと客はコミュニケーションがあるのです。
これはスターパックスと同じ方式です。
他の牛丼屋では、
自動券売機で、食券を買う段階で自分で料理を選び、
出来上がったら、料理をスタッフが持って来ます。
料理を持ってきたスタッフとのコミュニケーションは、当然、ありません。
吉野家の新しい戦略はどの時点でのコミュニケーションが意味を持つのか、
スターバックスから学んだのではないでしょうか。
注文を受ける所でのコミュニケーションがポイントです。
これって、実はKeePer LABOと一緒なのです。
しかも、吉野家の新しいメニューは、本当に美味しく(腹が減っていたから?)。
私はこの時点で、この業界の中での吉野家の勝利を予感しました。
東日本店長会では、喋りすぎるぐらい喋ってしまいました。
いろんな思いが巡り、たくさんの事が頭に浮かんできて、
いっぱい喋ってしまいました。
喋り過ぎて、本当に良かったのかどうか心配ですが、
喋ってしまったので、仕方ありません。
帰りは、
いつもの夕陽です。
東京駅にたどり着いて、驚き、笑ったのは、
東京駅のシンボルになっているテントが、桜色にライトアップされていたのです。
本気で笑っちゃいました。ホントにいよいよ春になったのですね。