2024年04月22日(月曜日)
04.22. 38話 2008年のリーマンショック、むしろ、一番伸びた。
この会社は、設立以来一度も減収になった事が無い。みんなで必死に頑張って毎年売り上げを上げてきたという訳でもないが、いつも何か新しい事をやったり、新しい地域に新しい設備を造ったりとじっとしていなかったので、結果的にずっと伸び続けてきたという事だ。
しかし、一つ言える事はBtoCであれ、BtoBであれ、相手が使い続けたくなるように全てにおいて徹し、やった事が必ずリピートに繋がってきたから、一度も落ちることなく伸び続けてきたのだろうと思うのです。
しかも、不思議なことに世の中の景気、不景気にかかわらず伸びてきただけでなく、むしろ、不景気の時の方がよく伸びてきたという事です。
下のグラフは2015年に株式上場する前までの会社全体の売上総利益の推移です。
(この会社は「売上」ではなく、すべてを「売上総利益」で管理している。)
2008年、アメリカのリーマンブラザーズの破綻から始まった経済不況は日本国中に深刻に広がりましたが、KeePerはこの時にむしろ前年比150%近くに伸びているのです。
世の中が不景気で、本当は新車に買換えを予定していた人が、「もう一回だけ車検を受けてあと2年余分にこの車に乗ろう。」と今の車をリフレッシュの為にKeePerを多く施工していただいたものと想像されます。
それどころか、あの2011年の東日本大震災では、関東と東北のKeePer LABO直営店も相当期間休業し、KeePer PRO SHOPの皆さんも同様だったはずにもかかわらず、2011年の一年間ではKeePerは伸びているのです。
休業を余儀なくされた期間以外の売り上げが、休業期間のマイナス分以上にリーマンショックの時のようにプラスに伸びているからです。
KeePerは、文字通り「keep(守る・保つ)」為に頼りにされてきました。みんなが守りに入った時にこそ必要とされ、通常よりも大きく伸びてきたのです。