2024年06月25日(火曜日)
06.25. 我々は既成概念を捨てるべきなのでしょうか。
今日は、ドイツSONAXから製品開発担当者がやって来て、
KeePerの開発担当者たちと実際の車を使ってテストを繰り返していました。
その実際の様子は秘密の部分もあるので紹介できませんが、
私も少しだけ付き合いました、
相変わらず細かい所にまでこだわって、
ああでもないこうでもないと、時間がいくらあっても足りないようでした。
SONAXの開発責任者は、ずっとDr.ピッチでした。
長いお付き合いで、今のKeePer製品のすべてに携わっていて、
SONAX製造のKeePer製品の生みの親は、
Dr.ピッチであると言っても過言ではありません。
その彼が現在67才で、2年前に定年退職し、
今はアドバイザーとして週に一回だけの出社だと言っていました。
そして、Dr.ピッチの直属の部下であった若いヤンさんが、
Dr.ピッチの代わりに開発の責任者に就いたのです。
実は、彼もDr.、つまり「博士」なのです。
だから、Dr.ヤンです。
どっしりとして頼りになったDr.ピッチに比べると、
Dr.ヤンは童顔で、あまりにも違うタイプなのですが、
当然、Dr.ヤンも非常に優秀です。
前任者とはあまりにも違うタイプにとらわれることなく、
既にKeePerの開発担当者達も、Dr.ヤンを信頼している様子で、
製品開発のテストと評価を一緒になって活発にやり、議論していました。
我々年寄りはつい既成概念にとらわれがちですが、
若い者達は、あっという間に適応してしまうようです。
更に、彼に同行してきた女性は、カルメンさんといって、
ドイツSONAXでのテストを主にやってくれたいたトビアスさんの後任で、
その作業の技術は大したものでコンテストに出しても大丈夫です。
勿論知識も確かで、KeePerの開発担当者達ともよく意見を交わしていました。
さらに、さらに、
彼女の右腕にはタトゥーがビッシリで、見慣れていない私達はびっくりです。
日本では古くから入れ墨は、
やくざ、暴力団のするものという思い込みがあります。
しかし、
彼女に聞くとドイツではほとんどの若者達はタトゥーを入れているそうで、
ただのお洒落であり、いわゆる「普通の事」らしいのです。
きっと日本でもそんな時代が来るのでしょう。
我々は、ハイピッチで既成概念を捨てるべきなのでしょう。きっと。
Dr.ヤンさんとカルメンさん。