2025年05月07日(水曜日)
05.07.ビジネスにおけるティッピングポイント・不可逆的臨界点。
前話で、
環境問題などにおけるティッピングポイント・不可逆的臨界点を書きました。
そこでは、ティッピングポイントとは「後戻りできない転換点」。
そして、ビジネスにおけるティッピングポイントとは、
Tipティッピング (使えそうなループを見つけて最大化する。)から
Dominate・支配的(ドミネイト・圧倒的な差をつけて一番になる。)
となるポイント、臨界点と書いてあった。
ここでの、
ティッピングポイントとは、
そのマーケットにおいて支配的状態になる一歩手前の状態で、
ここで何を、どのように行動するかによって
ドミネイトの状態に至ることが出来るという意味だ。
そして、ドミネイトの状態にまで至れれば、そう簡単には元に戻らない。
環境問題においての「不可逆的」は、
「元に戻れない。」の意味だったが、
一方、
ビジネスにおいての「不可逆的」とは、
「元に戻らない安定の状態になる」という意味のようだ。
KeePerは、今、まさにティッピングポイントにあると言えます。
キーパーコーティングは
① その実用的な「性能」において、他を圧倒し、
② 高質品を造り出すための「施工技術」おいて、質、数、共に他を圧倒し、
・全国20カ所の技術拠点トレーニングセンターがあって、
・100名を越す実践的インストラクターが日常的に活動し、
・年間延べ60,000人を超す研修生が技術を学び、磨く。
・その技術を年一回の技術コンテストで5,000人以上が競い、刺激し、学ぶ。
③ 「知名度」においては、全国くまなくあるKeePer看板などで他を圧倒する。
④ 「評判」において、ほぼ全店が品質にこだわり高い評価を得ている。
⑤ お客様からの認知度と支持は、その質と量において他を圧倒している。
KeePerは色々な面で他を圧倒していて、
KeePerと同じようにチェーン店を作り得ている競合ブランドはいない。
しかし、
有力な競合となるべくビジネスを進めている同業者は存在している。
KeePerは現状で、
ビジネスの規模と市場からの評価において一番ではあるが、支配的ではない。
だから、
決してドミネイトではなく、
ただ、ティッピングポイントにいることは間違いない。
この時点で一番危険なのは、
一部のマーケットの濃厚な地域において、
自意識の強い者が、多くのお客様から支持されている事を思い上がって
お客様より。自分の都合を優先することを当たり前と勘違いするようになる。
すると、お客様に対して不遜な態度を取ったり、
商品の品質をおろそかにしたり
色々な形でお客様をお断りしたりして、
折角、たくさんの人が勝ち得てきたお客様からの支持を、
ぶち壊しにしてしまうような愚を、犯して、
本人が気が付かぬまま、
事業全体のティッピングポイントを外してしまう事がある。
そんな愚を回避するために我々はどうすべきか、何をするべきか。
折角多くの人たちの手でつかみ取ったティッピングポイントを活かす為に、
我々はどうすべきか、何をするべきか。
謙虚にして、
わが身を問い、見直して、初心を取り戻さなくてはならない。