谷 好通コラム

2025年05月15日(木曜日)

05.14. BtoBのビジネスにおいて、相手を成功させることの威力。

自分の為になることを考え行動するより、

相手の為になることを考えて行動する方が、はるかに自分の為になるという事。

少なくとも、ビジネスにおいてはそういう事が多い。

 

BtoCの商売ならば、

C(お客様)に選んでいただかなくては、

その商売は成り立たない訳であって、

更に、選んでもらい続かなくては、その商売は繁盛しない。

お客様が選び続ける理由とは、それがあくまでも自分の為になるからでしょう。

BtoBの商売ならば、

B1である相手B2が、自分B2の為だけに相手(商品/B1)を選んで、

その商品がCの為になっていなければ、そのB2は自分が成り立たないので、

Cの為になるB1を選ばざるを得ない。

 

だから、

BtoCの商売でもBtoBの商売でも、

結局、Cの為でなければ、商売が成り立たない。

BtoB、つまり業者相手の商売の場合、

その業者さん自身の為になること、

例えば、その業者さんを接待したり、

業者さんにインセンティブを提供する営業は、

直接的な営業になるので、営業としては強力に有効だが、

その業者さんは、必ずしもビジネスにおいて成功するとは限らないので、

必ずしも長続きするとは限らない。

 

その逆に、営業として直接的に有効なそういうものが何もなくても、

その商品・サービスがCの為に為になって、

結果的にその業者Bさんの成功の為になっていれば、

結果的にその業者さんがCの為になっているので、長続きする。

 

 

BtoBのビジネスにおいては、

相手のBの為になるような直接的な営業は、その時は強力だが、

相手のBがCの為になって、

相手のBが成功する仕事を私達がする事が、結局、私達も勝つ事になる。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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