2025年05月17日(土曜日)
05.17. 我がKeePer的超アナログ結論と、ピンクのバラ。
テレビのニュースショーを見ていて考えた。
若い女子高生が、
「あなたのいつもの相談相手は誰ですか?」という質問に
「チャットGPT」と、答えていた。
いつでも、どこでも聞けるし、いつも肯定的に答えてくれて、
決して叱ったりしないし、正しいと思えるし、
誰に聞くよりも気分よく、参考になる。
だいいち、あとくされが無くていい。だそうだ。
チャットGPTを日常の相談相手にしている人は意外と多いようだ。
今後、
チャットGPTは、若い世代の、いや、
すべての人のコミュニケーション相手の主役になるのかもしれない。
近い将来「学校の現場でも、
会社の総務、経理、経営企画、マーケティング、発注、発送の現場でも、
設計の現場でも、製造の現場でも、運輸の現場でも、、企画、管理の現場でも、
銀行でも、証券、保険などあらゆる金融の現場でも
あらゆる外食の現場でも、
医療の現場でも、介護の現場でも、
物販の現場でも、ひょっとしたらサービス業の現場でも
お客様とのコミュニケーションは、
チャットGPTに任せるのが、
一番間違いが無くて、失礼もなく
感じ良いと、人間であるお客様からも好評かもしれない。
今、どこへクルマで行くにも必ずNAVIを使うのが当たり前になった。
道を知っている所に行く時までNAVIを使う。
それも車に装備のNAVIではなく、スマホのGoogle NAVIをよく使う。
Google NAVIが途中の道路情報取得が早くて、一番便利だからだそうだ。
いつもNAVIの案内通りに走るので、
本人は道路をあまり憶えない。
NAVIがあるから道路なんか憶えなくてもいい。
だから憶えないのだが、
すると、みんなNAVI無しでは何処にも行けなくなってしまう。
近い将来、車の運転が安全の為に全自動運転になった頃には、
人間は行き先を入力するだけで、運転をすることもなく、
誰も、自分が住んでいる町の道すら知らなくなるのかもしれない。
人の移動は、その全てを自動運転とNANIを制御するAIに依存する事になる。
今の人は、何か新しい単語や、知らない名前を聞くと、
すぐにスマホで調べて、
それが何なのかをすぐに知ることが出来る。
早いし、正確な最新の知識が得られて、便利だ。
しかし調べた知識は断片的であり
他の知識との関連性は得られないので
有機的に使える知識とはならず、断片的であり、無機的である。
しかしチャットGPTは、
天文学的に巨大なデータベースをバックグランドにした上で、
高速の学習能力を持ち、学習した知識は100%記憶して、決して忘れず、
しかし、どんどん人間っぽくなって、
「言いつくろい」や「言い訳」などまでするようになり、
意図を持った「嘘」まで言うようになるそうだ。
(今日のYahoo!ニュースに記事が出ていた)
フェイクニュースは、人間が、人間を騙す為にわざわざ嘘の情報を流す事だが、
今、現在ですら、
メールBOXには、
金をだまし取ることを目的とした詐欺のメールが、
当たり前のように国税を騙り、銀行を騙り、大会社のカード会社を騙り
ありとあらゆる手口で、金をだまし取ることを目的にして、
或いはデータを盗み取ることを目的に、
雨あられと24時間着信し続ける。
それをAIが意図してやり始めると、
情報量の膨大さと正確さ、そのストーリーの巧みさで、
いずれ、どんなに頭のいい人間でもその嘘は見破れないだろう。
人間はAIを人間の為にしか働かないように完全に制御出来ると言うが、
それをAIが突破できない理由があること自体が信じられない。
今日のYahoo!ニュースに、
イーロン・マスクが
「近未来、ロボットが人類を滅ぼす。」と言っていた。
天才科学者スチーブンスティルバークが、
「人類は他の惑星への移住を早急に実現すべきだ。」と警鐘を鳴らしていた。
こんなことを考えてきて、
私が生きていられるような極々短い近未来ならともかくも、
少し先の事を想うと、
KeePerが今持っているサービス業としてのアナログの強みは、
この強みをもっとアナログ的に加速させ、
過激にアナログに発展させると
ひょっとしたら、近未来において、
ひょっとしたら、意外に、
とんでもない競争力を持つ可能性があるのではないか。
なんて、
この土曜日、
久しぶり何もすることが無い、
しかも、今日はどの店舗に行っても暇であることが判っているので、
真昼間っからビールを飲みながらアナログに考えていたら、
超アナログ的結論となったのでした。
中央トレセン目の前の花壇に、ピンクのバラが咲きました。