2025年07月06日(日曜日)
07.06.猛暑記録、早くも更新中。ティッピングポイントがもう・・
日本に大災害が起きると噂された7月5日が終わって、
ネットには早速
「“7月5日に大災害”デマ情報で経済的損失5600億円超えも」と出ている。
誰かが勝手に言い出した噂を、
自分達が勝手に広めて騒いだ情報を“デマ情報”とし、
みんなで勝手に怖がって、
勝手に旅行などをやめただけなのに
“経済的損失5600億円越え”と、
みんなが大きな被害を被ったように書いている。
これは、一つの警鐘としての意味があると思うのです。
私は今、現場での仕事はありません。
会社での仕事はずっと冷房の効いた場所でやっています。
休みの今日も、冷房を入れた自宅でこれを書いています。
しかし、
外はぐんぐん温度が上がって、
今日の最高気温は37℃になって
(先ほど外出したら、車の外気温は40℃と出ていた)
しばらくは、連日、猛暑日が続くと気象ニュースが言っていました。
こういう環境の中で働くという事は本当に大変です。
昔よりはるかに厳しくなった外気温は、働く人達に過酷であり
私達が昔、働いていた頃とはすべからく職場環境が良くなっている分、
余計に、外気温の上昇による環境悪化は深刻です。
今年行った対策、
人員の増加、衣服の冷却。冷感化、インセンティブの付与等だけでは、
この先に環境がより厳しくなった場合、対応しきれないでしょう。
欧州の一部の地域ではすでに45℃を越していると何かに書いてありました。
地球温暖(沸騰)化問題は、
想像以上に深刻かつ要緊急なのでしょうか。
しかし、最初にあった7月5日大災害のデマと同じように、
地球沸騰化においても、
「自分は被害者」と思っているのであり、
「自分も加害者」とは意識されていないのではないでしょうか。
地球沸騰化は、普通に文明生活を送っている全ての人が明確に加害者です。
今の文明生活の一つ一つの全てが、
エネルギー≒CO2排出無しでは考えられず、
地球沸騰化は人間の文明生活そのものの結果であり、
文明生活を送るすべての人々が加害者であります。
そして
地球上の全てが”被害者”です。
もちろんその被害者の中に、人類の一人一人も含まれているので、
あたかも、
自分は一方的に被害者である。と思いがちだ。
7月5日大災害のデマと同じように。
更に、悪いことに、世の中の権力者のほとんどは老齢化していて、
地球沸騰化の結末までは、自分は、生きているとは思っていない。
だから気候変動を、
本気で、今すぐ止めなければと思っていないのではないか。
それどころか、
さらにお粗末な連中に至っては、
目の前の、自分(たち)の銭金的な損得にしか興味を持っていない。
そして過去にひどい損をさせられているから、
今度は、儲けさせろ。と迫っている大国の権力者までいる。
地球沸騰化にまともにさらされる若者達は、
地球沸騰化までは生きていないと思っている
高齢の権力者の言う事を、いつまでも聞いていてはいけないのだろう。
さらに思うのは、
地球沸騰化した世界に、
ある程度は生きて行かねばならない壮年者、
つまり世の中の歯車を実質的に回している、
指導者、企画者、創造者、管理者、経営者、権力者達も、
現状、主に冷房の効いた部屋で仕事をしているので、
地球沸騰化の時代になっても、クーラーの効いた所にいればいいと思っている。
本当にそんな事を具体的に思っている人は少ないかもしれないが、
実際に酷くなっている猛暑の現実を体感していない人は、
その切実感が意外と薄いのではないのだろうか。
いずれにしても、
地球沸騰化を止められるかもしれない限界点とも言えるティッピングポイントを、
(少しずつの変化が急激な変化に変わってしまう転換点)
既に越してしまっている可能性もあるが、
その限界点がまだ遠い先にあるとは、楽観的に考えても無い。
もう、
大量のCO2を排出する化石燃料の燃焼を、
移動手段の動力の為に使い続ける事を、
止めるのを躊躇していては、もう、いけないと思うのです。
化石燃料を供給する仕事を、
自らと自らの家族の生活の糧としている仲間達の為に、
KeePerが提供する付加価値が、必ず、持続的に役立てるものと信じ、
その為にも、
残された時間が多くはないとしても
まだ、まだ、手を緩める訳には行かない。