2025年10月15日(水曜日)
10.15. 全日本チャンピオン戦、1位、2位、3位が女性選手の快挙。
今日の午前中、
昨日の準決勝を勝ち抜いた15選手による決勝戦が行われた。
決勝はプリウスの最新型1台に対し、
1人の選手が、EXキーパーの始めから終わりまでを全部施工する。
爆ツヤによる前処理も含めて
連続1時間以上(施工後の効果時間を除く)はかかるちょっとした重労働だ。
決勝前のスタッフに、今日は最初から終わりまで集中して行くので、
一切、笑顔なしでの真剣対応を話した。
昨日の私のブログでは決勝進出の15選手のうち女性選手が5名?と書いたが、
女性選手は実に6名であった。だから男性選手は8名であり、
あと1名が女性選手であったら、男女同数の決勝戦になったはずだ。
すごい事になって来たなぁと感心していた。
しかし、
決勝戦の結果発表ではもっとすごい事になった。
なんと決勝戦は、
1位チャンピオン、2位、3位が女性選手で、
男性選手は4位、5位、6位と、女性選手の後塵を拝した。
これで、全日本チャンピオンは、四年連続女性選手となった。
いよいよ、KeePer女性選手チャンピオン時代がやって来たのか。
KeePerは、技術力は勿論だが、
それに加えて腕力、体力の勝負ではなく、センスの勝負と言える。
その点においてKeePerの技術競技、
とりわけ最高峰のEXキーパーの競技においては、
女性の繊細な動きと気配りで、
女性選手が勝ったと言えるのかもしれない。
逆に、男性選手が抱えたこれからの課題でもある。
男性選手が、黙ってこのまま女性選手の連覇が続くのを見ている訳がない。
どう巻き返すのか。
そして、この競技会の課題として、
KeePer技術コンテストが、競技会であると同時に、
エンターテイメント的な演出が目立ち、
コンテスト本来の目的であるKeePerの施工技術向上からのブレを感じた。
来年以降の開催をどうして行くのか、また、真剣に考える。
加えて、技術コンテストの女性チャンピオンの連覇が続く中、
主催者側の競技審査員に女性が一人もいないのは大きな落ち度であった。
勿論、自身の技術も素晴らしく、
施工技術審査力も十分な女性審査員は十分にいます。
来年は、技術を審査される方も、
審査する方も、
男女対等に出場して開催できるように、進化して行かなければなりません。
今年は家族づれが多かった。どういう意味でしょう?