2017年04月05日(水曜日)
4.05.安藤裕子選手・北海道チャンピオン2連覇の意味
今、全国各地でキーパー技術コンテストの
「県チャンピオン決定戦」が開かれています。
これを実質的に主宰し、実践しているのは、
東西支社の両支社長であり、
全国の営業所のインストラクター全員
プラスKeePerPRO SHOP事務局と
補助的に店長、課長、MgなどのLABOのリーダー達です。
彼らをまとめて「KeePer技術コンテスト実行委員会」と言っています。
私は脇から見ていて、時折、気が付いたことに口を出すだけで、
ほぼすべてをみんなが決めて、実行しています。
私は、何かあれば、KeePerの最終責任者として責任を取るだけです。
だから
(たぶん)65開催開かれた「予選会」には一度だけの出席で、
(たぶん)20開催以上開かれた「企業別技術コンテスト」にも一回出ただけで、
私は自分の仕事のスケジュールをこなしています。
県チャンピオン決定戦は、
はじめて昨日の北海道チャンピオン決定戦を見ました。
支社長をはじめとする会社の主力部隊が自発的に動き、
少しでも正しくあろうと、最高の緊張感を持ってコンテストを実行している処へ、
主体でもないのに何か気になったら黙っていられない私が出ると、
きっと、ろくな事はありません。
下手したらぶち壊しにしてしまいます。
だから私は、何かみんなが困ることが起きたら駆けつければいいだけです。
そう思って、あまり近づかないようにしていますが、
北海道に行かなければならない用事が出来たので、
ならば、せっかくだからと、北海道チャンピオン決定戦の日に合わせたのです。
北海道チャンピオン決定戦は、感動でした。
41選手の参加で、3回の班に分かれて競技をしました。
一人一人が集中しきって、
全力でクリスタルキーパーを施工する姿は、
私にはまぶし過ぎてまともに見ていられなかったくらいです。
《応援》の選手の会社の幹部の方たちもいっぱい来て見えます。
どの選手ももちろん水準以上の技術を持っていて、
万全なクリスタルキーパーの施工を任せられます。
ほとんど差はありません。
全員が予選で150点以上を出してここに出てきているのです。
パッと見て優劣などつきようがないほどで、
採点者も経験の多いベテランで構成されていますが苦労するでしょう。
しかし、彼らは、「目線合わせ」という彼らが独自考え出した方法で、
実に厳密に正しく採点をします。
一人の選手に対して二人の採点者が採点しますが、
その二人の採点の差はあっても0.5点~1点で不思議なくらいに合っています
選手にも採点者にも無用のプレッシャーをかけないために、
あくまでも控えめに見ていますが、
今回は、前回コンテストの北海道優勝者の三ッ輪商会・安藤裕子選手が、
一目見てその動きの華やかさが目に入ってきました。
採点はたくさんの項目に分かれていますので、動きだけでは判りませんが、
今年も安藤選手が頑張っているなぁと思いました。
三班です。
そして、早い。
小林本店の岡本選手が19分前半でフィニッシュ。
(競技終了で20分を切った所を私は初めて見ました。彼は最終四位でした。)
そのすぐあと、
安藤選手が同じく19分台で「終わりました。」を宣言しました。
信じられないことです。私も興奮しました。
そしてすべての競技が終わり、採点の集計を見てまた驚きです。
出場選手の技術力の高さは半端ではなく、
あれだけみんな緊張して固くなっていたのに、
点差がほとんど出ないほど高い得点を確保しています。
それでも僅差ながら技術点トップは三ッ輪商会・安藤選手。
技術点2位も三ッ輪商会・佐藤選手。
これに時間順位加店が足されて、
総合得点二位は佐藤選手で、
二位を取ったのに、悔しさ全開です。
技術点がトップで時間順位加店でも二位だった安藤選手が、総合得点でも首位で、
昨年に続いて北海道チャンピオンに輝いたのです。2連覇です。
技術は伝播するのです。
飛び抜けた人がいれば、それが仲間に伝えられて、
仲間も飛び抜けた技術を身に着けていきます。
三ッ輪商会さんがチャンピオンと二位を占めて、1.2トップでしたが、
実は小林本店さんが三位、四位、五位を占めて、
この小林本店さんでも、技術の伝播が確実に行われて、
組織全体の技術力アップにつなげて、
ビジネスとしての力量アップ=収益アップにもつながることを示してくれました。
全員素晴らしく技術が高く、私は最高でした。