2001年04月10日(火曜日)
第80話 変らない駅弁
以前は飛行機に乗る機会が多かった
月に32回乗ったこともある
もちろんマイレッジも半端な貯まり方ではなかった
路線的に一番多く乗る事になるANAのマイレッジが
最高22万マイルまで貯まったことがある
定かではないが
二人で世界一周をビジネスクラスで乗れるぐらいであったと思う
もちろん特典はプラチナカード(もう一つ上のカードもあるらしいが)であった
ところが、各地に営業所が出来
それぞれが一人立ちしてくると、ローカルに出掛ける機会がめっきり減ってしまった
飛行機に乗る機会も減って“ブロンズカード”になってしまった
まっいいか、と思っていたのだが
うちの常務、西日本を担当している常務は名古屋―福岡が頻繁であり
鹿児島、宮崎、長崎、高松、などなど飛行機を利用する事が多い
この間、話をしていたら、プラチナカードを持っていると言う
“ジェラシー”を感じてしまった
東日本担当の常務は、北海道、仙台、秋田、新潟などによく行っている
聞いてはいないが、彼もきっとプラチナカードを持っているに違いない
しょうもない事にジェラシー感じてしまっているだが
ローカルに行く機会の多い両常務のことを
私はうらやましくてしょうがないのだろう、きっと
今日も、昼まで仕事をした後、午後2時の“のぞみ”に乗って東京に向かう所
日帰りだ、帰りはまたきっと終電になるだろうか
生活がこういうサイクルになってから
“駅弁”を食べる事が多くなった
考えてみると一日に一回以上は駅弁を食べているペースであろう
かの昔
出張に出始めた頃には駅弁も、楽しみの一つであった
が、残念ながら今は
駅弁が続くと、楽しみであったはずの駅弁が
冷えた朝飯、冷えた昼飯、冷えた晩飯としか感じなくなることもある
名古屋駅と、東京駅で買う場合が多いので
この両駅で販売している駅弁はほとんど網羅してしまって
食べた事のない弁当は、多分ない
そこでいつも思うのだが
駅弁は新製品がほとんど出ない
もう何年か前とあまり変わっていないような気がする
駅弁売り場をのぞいて見て
「おっ、これは面白そうな弁当だ。はじめて見た」
と思った記憶がない
なぜか駅弁は新製品があまり出ないようだ
どこの駅でも「幕の内弁当」系が多い
これは入っているものが少しづつ変化しているだけで基本的に同じようなモノ
名古屋駅はこの「幕の内弁当」の系統が多い
「寿司」系、大阪駅に多い
おしなべて酢が少しキツイ
東京駅は、うなぎ弁当とか、穴子弁当とか、ご飯の上にネタを載せているものが多い
ほとんどの弁当がロングセラー?で
代わり映えがしない
たいていの人は、たまにしか駅弁を食べないので
それでいいのだろうし、その方がいいのかもしれない
洗車は、日常的に買うものなので
商品として新鮮さが必要だとも最近考えている
この事については、いずれユックリと
今日食べた駅弁
名古屋駅で買った“みそかつチキン”700エン
シンプルで、見た目は大した事ないけど、これは結構ウマイ
お薦めです
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