2002年11月24日(日曜日)
579話 勉強するお客様
KeePreタイムスの編集長が決まった
今までは、皆でごちゃごちゃごちゃと、寄ってたかって作っていた
特に担当者が決まっていたわけではなく
やれるものがやるという感じ
いつまでもこれではいかんなぁ
と思っていた
ということで
何日か前に急に思いついた
「編集長をプロにやってもらおう!」
(私のPCのディスクトップには「今日の思いつき」というフォルダがある)
頼んだのは、近藤さんという女史
現在フリーライターで
以前、私も取材を受けたことがある
KeePreタイムスも、明日出来上がってくる号で18を数える
1年半以上に渡って出してきた
よく続いたと思うと同時に
マンネリ化してきていることも自覚していた
かなりの労力を使い
自分なりに、皆さんの役に立てるものを作ろうと
力を込めて作ってきたつもりだが
やはり、アイ・タック技研内部の人間だけで作っていると
内容的にも新鮮さがなくなってくるものだ
近藤女史には、記事の相当部分と
全体の編集・監督をやってもらう
先日、近藤さんに事務所に来てもらい
色々お話をした
その時に面白いことを話してくれた
「以前インタビューした、外食の社長さんから教えてもらったことですが
お客様は、色々な店に行って
接客を受けて
実際にお金を出して食べている。
これは、その店のことを、あるいはこの業界のことを
勉強していることと同じです。
お客様が、実際に多くの勉強をしているのに、
私たちは、自分の店の中に閉じこもって
時分の店のことしか知らず、
あるいは業界紙で、チョコチョコと情報をかじる程度
これでは、いっぱい勉強しているお客様に勝てるわけがありません。
すぐに“飽きられてしまう”。」
う~~ん、なるほどである
皆さんに新鮮な情報を
と思って作り始めたKeePreタイムス
このSENSYA.COMも同じである
しかし今、私自身あまり外に出て
最前線に出ることも少なくなってしまったし
なかなか情報も集まってこないような気がする
皆さんに提供する情報も新鮮味に欠けてきていることも事実であろう
新しい外部の血を、真ん中に据えて
私自身も、もっともっと外に出て
好奇心ムンムンで
新鮮さを仕入れてこなければならない
実際に身を外に出して行くだけでなく
今まで経験しなかった外部の業界にも積極的に出て行って
自分自身に新鮮さを取り戻して行きたい
思い立ったが吉日
時季はちょうど紅葉真っ盛り
紅葉を楽しみながら、いっぱい歩いてみよう
話は変わるが
また、2日間コラムを休んでしまった
PCを打っていると
たまらなく目が疲れてしまい
無理して打つと、ホントに目がダメになってしまうのではないかと
思うほどなのだ
そんな話を
超オジサン池本さんに話したら
「老眼じゃないんですか?」と言う
「え~っ冗談じゃない!」と私は言いながら
試しに池本さんのかけている“遠近両用”のメガネをかけてみた
残念ながら、見えるではないか
近くのものがはっきりと、見えるではないか!
私はPCを打つようになってから近眼になった
しかも
認めたくないが・・・
私は、老眼、つまり近くの物が見えなくなる遠視にもなっていたのである
私は、PCを打つとき「平がな打ち」であり
きっちり、キーボードを見ながら打つ
それが遠視のせいで(つまり、老眼)
PCを打つと、キーボードを無理して見ていて
ものすごく目が疲れるようになっていたようである
老眼?
私はガックリしながらも
眼鏡屋さんに直行した
「すいません、老眼鏡を作ってください!」
素直に老眼鏡を作った
50歳で老眼鏡?
眼鏡屋さんに言わせると、普通であるそうだ
私は、今日の今日まで「老」の付くものに縁がなかった
なのに
とうとう、老・眼になってしまったようだ
PCを打っている今も
メガネ屋さんから老眼鏡が来るのが待ち遠しい
秋、真っ盛りである
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