谷 好通コラム

2003年06月25日(水曜日)

738話 時代の最先端に

どうせ時代に生きるのなら、時代の先端を走りたい
先端を走って
世の中の先端を生き、貢献できる会社になりたい
いつもそう思っている

 

たくさんの地域で、色々な業界の人とお話して
いっぱいの経験をして
何よりも、実際の店舗での実践を通し消費者の声が聞こえて
一つのことをじっくりと関わってくると
時代の先端が見えてくるような気がする

 

現在の状態において、マーケットの中でどういう不満があって
あるいは、どういう希望があって
これからどうなるのか
見えてくるような気がする

 

「必要は発明の母」というが
いつも、消費者に一番近いところにいて、実践をもって活動していることによって
何が今必要であるのか
それが一番見えやすい場所にい続けることが
時代の先端を走ることになり
加えて、その“必要”を実現する開発力、あるいは実現力があって
本当の意味で時代の先端を走ることになると思う

 

私たちには、幸いにも優れたブレーンに恵まれ
洗車に関わるあらゆるもの対しての開発能力も、並みの力ではないと自負している

 

だから
作りたい新しいものが目白押しで
今日もトレーニングセンターで、新しい実験が行われた
結果は上々
新しいことを目指した行動は
やっていてワクワクする楽しい作業だ

 

何をやっていたのかは、今の時点ではまったくお知らせできないのが残念だが
たくさんの人が目指してきて
なかなか実現できなかったことが
今日この場所で、実験段階ではあるが、実際に実現できた

 

 

必要の実現=発明は、巨大な実験室で作られるものとは限らない
それを必要としている人たちに一番近いところにいる者が
ひょんなことで実現してしまうことも多いのだ

 

一昨年から発売している「水垢取り・爆白!」も、そうであった
ひょんなアイデアから作り上げられたもので
その圧倒的な性能と安全性には
我々自身が驚くような画期的なものであった

 

発売して1年余
今、かなりの販売実績があるが
類似品もかなり出てきている
それも日本のトップメーカーまでが類似品を出してきて、あわてたこともあるが
テストしてみると、まったく大したものでなかった
水垢取りの性能そのものも脆弱なものであり
塗装に対する安全性については
まったくお話にならないレベル
意外と、爆白!のほんとうの仕組みを理解出来ていないのかもしれない
あんな巨大な企業でも、そんなことも解からないのかと、逆にこちらが驚いたくらいだ
http://www.sensya.com/_catalog/bakuhaku.html

 

今回の商品は、もっと凄い
洗車の根本をひっくり返してしまうような可能性を秘めている
(ちょっと言い過ぎか)
今年10月に出す新商品とは別のもので、1年後の発売を目指している

 

もったいぶった言い方しか出来ないのが、大変申し訳ないが
本当なのだ
(実際はそれほど大したではないかもしれないが (^。^) )

 

しかし、懸念もある

 

いくら、すばらしい新商品を開発しても
実際には先走りし過ぎていて、その時代には即応していない場合がある
自分自身、それは一番気を使う部分であって
一歩間違うと
すばらしいものを殺してしまうことすらある

 

店舗で言えば「クリーンベースWith」が、そうであった
今でも、店舗に対する考え方は、正しかったと思っているが
時代に対して先走り過ぎていた
実績的には、今の快洗隊を凌駕する部分もあったが
まだ世の中に理解してもらいにくい店舗であって、告知に費用が掛かりすぎ
経営的には成功ではなかった

 

しかし、あのときの経験があってこそ
今の快洗隊があることも事実である

 

時代の先端を走ることと
先走ってしまうことは、紙一重であり
ジックリと、お客様の方向を見て、必要を見て、欲求を見て
自体の先端を目指して行きたい

 

今でさえグチャグチャに忙しい状態で
月が変われば、戦争状態になるような会社であっても
常に、新しい時代の先端を切り開く
そんなことを決してやめようとしない、この会社の展望は
明るいか、明るすぎて蒸発してしまうのか
しっかり足元を見つめながら
突っ走っていく

 

新しい仲間が増えた
仙台勤務予定の石川君

 

 

開発部勤務の増田君

 

 

たくましい若者たちです。

 

福岡で建設中のSS併設型快洗隊

 

 

全国各地で開かれた快洗隊チェーン店ミーティング

 

 

どんなに忙しくても、くたばらないのだ
ギッチリ仕事をして
しっかり遊びもするのだ
絶対負けないのだ

 

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2003年06月25日(水曜日)

737話 もうちょっとで!

今月になってから雨が続いている
毎年のこととはいえ梅雨の時期は辛い

 

新聞の週間天気予報を見ても
青い雨マークと、灰色の曇りのマークばかりで
オレンジ色の晴れのマークがあまりないとガックリくるのだ

 

全国の洗車に関わる人は、みんな同じ心境だろう

 

昨日から社員旅行の第2陣がディズニーランドに行っている
せっかくのディズニーが雨で楽しさが半減してしまうか
いやいや彼等のことだ
観客が少な目なのを“ラッキー”と、目一杯楽しんでいるに違いない

 

しかし、梅雨はジメジメしていていやだ

 

それでも
快洗隊も、刈谷店が4日ほど前に200万円をやっと越したと言っていたし
知立店も大苦戦とはいえ、今月は板金が絶好調で
ひょっとしたら20台ぐらいの受注を得る勢い
何だかんだと言いながら
連日の雨の中でも、何とか帳尻は合ってきそうだ

 

板金とか、車検、ウィンドフィルム(最近はじめた)
それにクリスタルシールド、ハードシールドなど
予約物に力を入れ始めてから、雨の日もかろうじて息をつなげるようになってきた

 

それに、なんと言っても
快洗隊には、雨に日に洗いにくる人がいること
これは不思議なことだが
雨だから洗いに来てくれる人、キーパーをやりに来てくれる人がいる
(私も実はその一人)
いつもは急がしてそうな快洗隊で
雨の日にやってもらうと、ジックリとやってもらえそうで
なんか得をしたような気がするのだ

 

いずれにしても雨の日は、洗車屋にとって辛い
特に今年の梅雨は長そうだし、よく降っている
雨が降っているのに、がんばってはいてくれるが
それでも、暇なことには違いない
暇なことが一番辛い

 

だから毎日
みんな“練習”を、実に良くやっている
雨の日は、腐っていてもしょうがないし“練習”“練習”
快洗隊の商品品質は、実にこの練習によって支えられている
“練習”“練習”

 

私は、ほぼ毎日、両快洗隊に朝と晩電話をするのだが
このところちょっと電話の数が減っている
電話をするたびに
「雨降ってんだから、しょうがないよ
焦ったってしょうがないんだから、しょうがないよ
雨降ってんだから!」
と、「しょうがない」を連発することになってしまう

 

言う方も辛いが
聞く方もきっと辛いであろう
つい、電話の数が減っている

 

今は、永遠に続くように思えてしまう梅雨も
必ず終わる
あと、もうちょっとだ
あともうちょっとで、突然、梅雨は明けてしまうのだ

 

1週間分、全部雨マークがあった週間天気予報も
あれっ?て感じで、突然
オレンジ色の晴れマークがズラッと並んでしまい
逆に、焦ってしまうときがやってくる

 

ちょっとあいだだけ、終わりかけのアジサイでも楽しんでいましょう

 

 

突然の梅雨明けのように
中国・北京のSARS感染地域指定が解除された

 

中国のSARSによる経済的打撃は想像以上のようだ
昨日、上海の頼さんから電話があった
久しぶりである
元気そうであった
タオルの輸入も段取りが何とかついたし
また、そろそろ上海に行かなくては

 

絶対に超忙しくなって大混乱がやってくる7月、8月
上海行きをもぐりこませるのは、至難の業であろうか
でも、きっと行くような気がする
梅雨明け、快洗隊オープンラッシュ、新製品開発ラッシュ
十勝24時間参戦
ついでに、SARS明けの上海行き?

 

う~~ん、何でもやってやるぞ

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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