2004年01月30日(金曜日)
881話 ラーメンとうどん?
ラーメンとうどんの最終篇
年末、アクアキーパーを快洗隊で施工した人のうち
(12月4店で115台、339万円)
なんと約8割の人が
今まで快洗隊に来ていなかった人達であった
これは何を意味しているのか
一言で言うと
「やっぱり自分で洗う人達」
ガソリンスタンドで実際に車を洗ってもらっている人は
車に乗っている人達全体の約3割
(この中には積極的、消極的動機の両方が含まれている)
これは、私たちのアンケートでも
他の色々な立場からのアンケートでも同じような数字が出ている
つまり、約7割の人が
未だに自分で車を洗っている
“快洗隊”に洗車に来られる人たちは
?今までガソリンスタンドで車を洗ってもらっていたが、満足していたわけではなく
もっと高品質な洗車(磨きも含む)が欲しいのだが
他に選択肢がなかったので、消極的な動機で、スタンドでの洗車を買っていた人
?自分で洗わないと、自分が欲しい綺麗さを得られないので、自分で洗っていた。
しかし、洗車が好きであったわけではない。
つまり、3割のスタンドで洗車を買って人たちの中から
不満をもっていた一部の人たちも快洗隊に来ていた
これも事実である
快洗隊の会員へのアンケートでは、会員のうち30%がそんな人達?
しかし、一番多いのは
今までは、自宅かコイン洗車上で洗っていた人達
快洗隊会員の70%が、そんな人達だ
だから、快洗隊に来ている人達の3分の2以上が
今まで、自分で洗っていた人達なのだ?
つまり
車に乗っている全体の70%を占めている「“自分で洗車”の人達」の中の一部を
快洗隊がマーケット化したわけで
快洗隊が未開拓のマーケットを切り開いたわけで
手前味噌ではあるが、その意味では貢献が大きいと考えている
しかし、快洗隊が開いたのは
「自分で洗っているが、好きで洗っているわけではない
出来れば、洗って欲しい。」
あるいは
「自分で洗ったり磨いたりするのは心配であり、自信がない。」
そんな人達であったのだろうと思う
そして、アクアキーパーが切り開いているのであろうマーケットとは
「やっぱり自分で洗う人達」
色々な意味で
自分で車を洗うことが苦にならない
あるいは、自分で車を洗う事が好きな人
そんな人達が
「汚れにくい」「洗いやすい」などアクアキーパーの特性に反応した
前提は、自分で洗う
しかし、その作業がラクになって、洗った綺麗さが長持ちする
そこにメリットを感じて
アクアキーパーを施工してくれたのではないだろうか
これは肝心なことだ
スタンドでも洗車を買わなかった人
快洗隊でも洗わなかった、磨かなかった人
スタンドでも、快洗隊で切り開けなかったそんな未開拓のマーケットに
アクアキーパーが切り込んだ
そう考えると、その意味は大きい
洗車をビジネスにする世界に入ってまだ2年余の
?快洗隊の代表・畠中修が言っていた
「快洗隊に関わるようになる前は、
自分の車を、“お金を払って洗ってもらう”などという概念は全くなかった。
自分の車は、自分で洗う。
それが、当たり前のことであり、
ましてや、ガソリンスタンドで車を洗ってもらうことは、
考えたこともいなかった。」
こんな人達に
快洗隊は、「うまい洗車、うまい磨き」を提供することで
その一部をマーケット化することに成功したのだが
たとえば
どんなに極上のうまいラーメンを提供しても
「私はうどんが好きだから」と言う人は
ラーメンを買ってはくれない
うどんが好きな人には
うどんを提供すれば良いのであって
人それぞれ、好き好きなのだから
その好き好きにあった商品を提供できるように
メニューを拡大開発する事が大切なことではないだろうか
洗車の場合
70%の人が
現実に、「自分で洗っている」事実を考えれば
ここに何とか切り込んでいくことを、避けて通るにはいかない
ラーメンとうどんならば
ラーメン好きが多分70%(80%?)で
うどん好きが30%(20%?)であるだろうから
うどんのことは考えなくても良いかもしれないが
洗車の場合
自分で洗っている人が70%であるのだから
「うまい洗車」と
「自分で洗うのに便利になるアクアキーパー」
この両方は、洗車を真剣に考えていくとき
非常に有効なアイテムと考える
「それでも自分で洗う人達」に
「自分で洗うのに便利になるアクアキーパー」
これからの大きなトレンドになっていくと思うのです。
※何の関係もないが
写真が一枚もないと寂しいし
あまりにも綺麗だったので
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